そうした問題を解決するのに一役買いそうなロボットをフォルクスワーゲンが開発した。充電用のバッテリーデバイスを車のもとに運ぶポータブルタイプだ。しかも搭載のカメラなどで自動走行して車を探し当て、人間の手を借りることなく充電を完了させられる。
・車の充電ポート場所を特定
車のオーナーがアプリなどから充電をリクエストすると、ロボットが車に向かい、車の充電ポートの場所も特定してコネクターをつなげる。
・DC急速充電に対応
ユーザーにとって嬉しいのは、アプリなどでリクエストすればその後は一切合切をロボットに任せられること。充電ポートのカバーを開けて、バッテリーから伸びるコネクターをつなげるのもロボットが行う。
コンセントにつながったタイプに比べるとこのモバイル式のバッテリーで充電できる容量は限定的ながら、DC急速充電に対応するという。
大掛かりなインフラ整備なしで充電ステーションを展開でき、そしてスマートな充電を可能にするこのロボットは現在プロトタイプで、発売日などは未定。商品化されればマンションや公共の駐車場などからの引き合いがありそうだ。
(文・Mizoguchi)
- Original:https://techable.jp/archives/114474
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:mizoguchi