セルフバランスを取りながらの乗り物といえば、Segway(セグウェイ)の電動立ち乗り二輪車を思い浮かべる人は多いだろう。その同じ開発元から、新たなモビリティが発表された。
今度は座れるポッド状デザインの、その名も「S-Pod」。空港やテーマパーク、ショッピングセンターなどでの使用を想定している。
・マッサージチェアの外観
S-Podもオリジナルの立ち乗り二輪車と同様、場所から場所へと移動する個人向けモビリティツールだ。
Segwey-Ninebotが公開した写真をみると、大きめの2つの車輪の上にマッサージチェア的な椅子が乗っているデザイン。自律的にバランスを取る構造になっているという。
・最高速度は時速38.6キロ
元祖セグウェイと大きく異なるのが、ユーザーは体重移動で方向を操作する必要がないこと。代わりに、アクセルやブレーキ、進行方向転換などをポッドの中央にあるノブで操作する。
最高速度は時速38.6キロとなかなかの速さで、ルーフはないことから基本的には屋内での使用となりそうだ。現在のプロトタイプの航続距離は約70キロとのこと。
いずれの製品の機能詳細や発売日、価格などについて、間もなく開幕するCES2020で発表するとしている。
(文・Mizoguchi)
- Original:https://techable.jp/archives/114682
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:mizoguchi