日常で使うスマートフォンを、ダイブコンピュータ、水中カメラ、コンパス、ダイビングログブックなどに変えてしまう防水ケースが「DIVEROID」だ。
内蔵センサーが感知した水温、水深などが絶えずスマホ画面に表示されるほか、写真撮影時には水中用の色調補正もできる。
ダイビング中のデータはすべて保存されるので、そのまま写真付きログブックにもなる。
・専用アプリがダイブコンピューターに
「DIVEROID」の使い方は簡単。専用アプリをダウンロードしたスマホを、きちんとセットして蓋を閉めるだけ。市販のほとんどのスマホに合うように設計されている。
ダウンロードしたアプリは、主にダイブコンピューターとして働き、水深や水温を表示するほか、潜水中に安全停止や減圧停止、ディープストップなどが必要になると、画面に警告を発してくれる。また、ダイビング用コンパス機能も備わっている。
・水中カメラとしてスマホをフル活用
ズームやワイドモード、自撮りモードなどでも撮影可能だ。ウルトラワイドや4K動画撮影も(スマホにその機能があれば)できるようになっている。
水中で普通に写真を撮ると全体が青っぽく写ってしまうが、「DIVEROID」には、電子的にそれを補正する機能があるので、誰でも美しい色の写真が撮れる。
・写真付きログブックを即座にシェア
DIVEROIDアプリは、ダイバーの潜水開始から終了までのすべてのデータを記録しているので、面倒なログブックを後から書く必要はない。また、データーと写真が連携しているので、撮影時の水深などをすぐチェックできるのも便利。
このDIVEROIDは、現在クラウドファンディングサイト「Indigogo」で予約販売中。商品の発送は2020年3月になる予定。
- Original:https://techable.jp/archives/114601
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:信人安谷