Intelは現地時間1月6日、翌日の開幕を控えた「CES 2020」会場において、最新Coreモバイルプロセッサ、コード名「Tiger Lake」を披露しました。
ついに登場、Tiger Lake
Intelによると、Tiger Lakeは10nm+プロセスのCPUコアを採用し、新しいIntel XeグラフィックアーキテクチャベースのGPUを内蔵することにより、従来世代と比べパフォーマンスは2桁向上しています。Tiger Lakeを搭載したノートPCは年内に出荷開始予定です。
CES会場内では、Tiger Lakeのパッケージ(下の写真の男性が持っているのがTiger Lake)と、搭載ボードのサンプルも披露されました。ボードには従来比で4倍のスループットといわれるThunderbolt 4対応のUSB 3ポートが搭載されていました。
折りたたみノートPCと2画面ノートPC
またIntelは新たなフォームファクターのPCとして、画面が折りたたみ可能なノートPCとデュアルスクリーン搭載ノートPCを紹介しました。
Lenovoの折りたたみノートPC「ThinkPad X1 Fold」は、コード名「Lakefield」のコアプロセッサを搭載、今年中盤に発売予定です。Dellの「Concept Duet」は、キーボード部分を外すとデュアルスクリーンに変身します(写真は上がLenovo、下がDell)。
Intelはまた、折り曲げ可能な有機EL(OLED)ディスプレイを搭載した、コード名「Horseshoe Bend」というノートPCもデモしました。同PCはTiger Lakeプロセッサを搭載し、折りたたんだ状態では12インチのノートPCですが、広げると17インチ以上のタッチスクリーンディスプレイになります。
さらにノートPC使用体験を刷新するためのプロジェクト、コード名「Project Athena」に準拠した、初のChromebookを2モデル発表したほか、XeアーキテクチャーをベースとしたディスクリートGPU、コード名「DG1」についても少しだけ説明しました。
(lunatic)
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- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania