ほとんどの洗濯機では、洗濯の強度や長さ、衣類のタイプなどを選べるようになっている。これらが自動で調整される賢い洗濯機をLG が発表した。
洗濯物の量や素材などを感知し、人工知能(AI)が最適の洗濯にするというもの。洗濯モードの設定や洗剤の調整といった手間が省けるのに加え、適切に洗うことで衣類の傷みを抑制できるとうたう。
・効果的な洗濯に
洗濯はファブリックの種類によって洗い方や適切な水温が異なる。またボリュームによって洗濯の強度や時間も変わってくる。
LGの最新洗濯機はセンサーを活用して洗濯物の素材やボリュームを検知し、そうしたデータを元にAIが最も効果的かつ効率的に洗える設定にしてくれる。
中でも重要な要素がファブリックの種類だ。デリケート素材のもの、綿100%のものなどを見分け、それに応じて洗濯サイクルを変える。素材の異なる衣服の混合も認識する。
・洗剤の減りも管理
また、洗濯量をきっちり量り、液体洗剤や柔軟剤も自動で調整して注入する。この賢い洗濯機はLGのThnkQアプリを通じてAmazonのAlexaにも対応し、洗剤が少なくなってきたらユーザーのアプリに通知を送る。そして洗濯物に関する情報はそのまま乾燥機にも送られる。
LGはこの洗濯機を今年上半期にまずは米国で発売し、その後グローバル展開する予定だ。
(文・Mizoguchi)
- Original:https://techable.jp/archives/114974
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:mizoguchi