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Shift Keyboardが提案するApple Watchの新しい入力方式


Apple Watchは画面が小さいために、iPhoneのように快適にメッセージを送信することはできません。Appleが音声入力を推奨している一方で、Shift Keyboardと呼ばれる、Apple Watchでキーボードを使えるようにするアプリがリリースされました。

FullキーボードとPreciseキーボードが使用可能

Shift Keyboardでは、FullとPreciseという2種類のキーボードが使えます。アプリを初めて起動する際にどちらを使用するか選択する必要がありますが、設定から変更することも可能です。
 
Preciseキーボードでは全ての文字、数字、記号が使えます。こちらは送りたいメッセージが決まっている人におすすめです。さらに、Preciseキーボードは、アルファベット順、QWERTY方式またはAZERTY方式のいずれかを選択することができます。
 
Fullキーボードでは、iOSで見られるようなキーボードを使用することができます。Apple Watch自体が小さいため、Fullキーボードは予測変換を利用することでメッセージを構成していく仕組みになっています。数字や記号を打つことはできませんが、通常よりも素早くタイピングすることができます。
 
注意点として、アプリを起動しなければShift Keyboardを使用することはできません。つまり、Shift Keyboardアプリを起動して、アプリ内からメッセージを入力して送信する必要があります。

実用的なアプリではなく、あくまでアイデアの提案

Apple Watchでは既に音声入力とScribbleを使ってメッセージを送信できるようになっています。しかし、Siriが聞き取ってくれない場合があり、Scribbleは対応している言語が限られています(日本語非対応)。
 
Appleの新しい入力方式の採用が待ち遠しいほどに、Apple Watchは次第に独立したデバイスになってきています。Shift Keyboardは、そんなApple Watchの可能性を見せてくれるアプリです。
 
Shift Keyboardは、App Storeで250円で公開されているアプリです(WatchOS 6.0以上必須)。興味のある方はダウンロードしてみてください。

Shift Keyboard
カテゴリ:ユーティリティ
現在の価格:¥250

※アプリの金額については記事執筆時の価格を記載しております。インストール前に、「App Store」での表示価格をご確認いただきますようお願いします。
 
 
Source:9to5Mac
(tamakuwa)

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