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【CES 2020】紙に書いた文字をデジタル化するノートと風になびくディスプレイ

CES 2020 Royole
 
中国RoyoleがCES 2020において、革製のノートカバーに内蔵したセンサーとペンとの組み合わせで、ノート(紙)に書いた文字や絵を読み取り、デジタル化してスマートフォンなどにワイヤレスかつリアルタイムで送信する「RoWrite 2」を発表しました。

紙に書いた文字をリアルタイムでワイヤレスに送信

Royoleといってもピンと来ない人も多いかも知れません。昨年のCESで、Samsungに先駆けて折りたたみスマートフォンを一般公開し、大きな話題を呼んだメーカーといえば、思い出していただけるでしょうか。
 
RoWrite 2は名前が示すとおり2代目であり、初代と比べ40%の軽量化とバッテリーの持続時間延長、文字認識の精度向上を実現しているとのことです。実際に会場で試してみたので、下の動画をご覧ください。
 

 
RoWrite 2はノートカバーとペンがセットになっており、価格は129ドル、3月に米国で発売予定です。

風になびく超薄型ディスプレイ

ブース内では、同社が得意とするフレキシブルかつ超薄型のディスプレイがさまざまな形で紹介されていました。なかでも風になびくディスプレイのデモ、そして大量のディスプレイを葉のように飾った木「RoTree」(トップ画像)は注目を集めていました。
 

 

 
Royoleは昨年同様、折りたたみスマートフォン「FlexPai」も出展していました。昨年のCESで出展したのは開発者向けモデルでしたがが、今年は一般向けモデルをデモ。同スマホは中国限定で販売中です(8,999元、約14万2,000円)。
 
同社はこのほか、7.8インチのAMOLEDディスプレイを周囲に巻きつけたスマートスピーカー「Mirage Smart Speaker」も発表しています。500万画素のカメラ、マイクロフォン2個を搭載、Amazon Alexaに対応しています。価格は899ドル(約9万8,000円)、今年第2四半期発売予定です。
 

 
 
(lunatic)

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