2020年度のiPhone販売台数は2019年度から増加し、iPhoneシリーズの累積販売台数は、もうすぐ20億台に到達するとみられます。
2020年度、iPhoneの販売台数は1億9,500万台か
2020年度にiPhoneは1億9,500万台が販売され、これは2019年度の1億8,600万台から増加するだろう、と8人のアナリストから得た情報をもとにカナダメディアBNN Bloombergが伝えています。
この販売台数は、2015年〜2018年の期間と比べると減少しています。しかし、サービス部門などの好調により、Appleは今年、過去最高となる2750億ドル(約30超円)の年間売上高を記録すると予測されています。
2020年度のうちに累計19億台を突破か
2007年に発表された初代iPhoneからの累積販売台数が、2020年度のうちに累計19億台になる、との推計をBNN Bloombergは報じています。
なお、Appleは、2016年7月27日にiPhoneの累計販売台数が10億台を突破したことを発表しています。
もし2021年度初頭に累積販売台数が20億台を突破すれば、最初の10億台の販売に約9年間かかったのに対し、次の10億台は約5年間で販売されることになります。
サービス部門、ウェアラブル製品などが好調
スマートフォンの普及がひと段落したこと、低価格でも高性能な中国系メーカーの台頭もあり、iPhoneの販売台数の伸びは鈍っているとみられます。
それでも、世界に多くのユーザーを抱えるiPhoneを中心として、2020年元日に過去最高の売上高を更新したApp StoreやApple Musicなどのサービス部門、Apple Watchや、一大事業に成長したAirPodsなどウェアラブル製品のビジネスも好調に拡大しています。
Appleの業績への期待感から株価は上昇中
現地時間1月28日に発表される、Appleの2020年度第1四半期(2019年10月〜12月)業績では、iPhone11シリーズなどの販売好調が強調されると見られます。
株式市場ではAppleの業績への期待が高まっており、同社の株価は年初に300ドルの過去最高額を突破した後も上昇を続けています。
Source:BNN Bloomberg via GSM Arena
(hato)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-271494/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania