機械式時計の魅力といえば精巧に作られたムーブメント。電力を使わず、ゼンマイと歯車だけで時を刻むという機構のロマンに、人々は魅了されるものです。そのため、機械式時計の中にはムーブメントの動きが少し覗き見できるよう、ケースの裏側がスケルトン仕様になっているものが多く見られます。
こうしたスケルトンへの欲望を最大限に実現した時計がついに登場。PRINCIPE Watches(プリンチペウォッチ)の新モデル「PW8181シリーズ」(2万2000円/税別)は、これまでにないほどのスケスケ仕様の機械式時計として話題を呼んでいます。
今回の「PW8181シリーズ」は、多彩な自動巻き時計を展開するプリンチペウォッチでは2シリーズ目となるスクエアケースを採用したモデルです。既存のスクエアケースよりもスケルトン部分を多くしており、まるでムーブメントが宙に浮いたかのようなに見えるデザインとなっています。
カラーバリエーションも、黒いケースに金と銀のムーブメント、ケースもムーブメントも金のタイプと銀のタイプ、ピンクゴールドに銀のムーブメントの全5色展開。ストラップはステンレス製のミラネーゼブレスで、上品に仕上げています。また、マグネット式のバックルを採用しており、サイズ調整が不要で、着脱はとても簡単です。
ケースサイズは41×40.6mm、薄さ11.7mmと標準的で日本人男性の腕にピッタリ。3気圧防水のため、汗やにわか雨など日常生活の水滴レベルに耐えられます。
プリンチペウォッチは、時代にあったデザインと品質をお手頃な価格で提供することを目的に2019年にスタートした新しいブランドです。その根底には、若者にアナログ時計の魅力を知ってもらいたいという思いがあります。スマートフォンが普及することで、時刻を知るという腕時計の価値が薄れてきている面もありますが、ゼンマイと歯車だけで動くムーブメントの魅力は色あせてはいません。
全面スケルトン仕様の機械式時計を身に着け、健気に動き回るムーブメントの歯車やパーツに注目しながら時を感じるというのも、贅沢な時間の過ごし方のひとつと言えるでしょう。
>> プリンチペプリヴェ
(文/&GP編集部)
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