「外国語学習が不要な世界を作る」というビジョンのもと、2014年の創業以来、英語学習アプリのデファクトスタンダードとしての地位を確立してきた株式会社ポリグロッツは、シリーズBラウンドにて総額1億円の資金調達を実施した。
機能拡充、アジア圏進出、IPOを視野に
同社が提供する総合英語学習アプリ「POLYGLOTS」は、ユーザー130万人を突破し、2年連続で「ユーザ満足度No.1」「成果No.1」「継続No.1」 を受賞している。
このたび、株式会社セルムのコーポレート・ベンチャーキャピタルファンドであるHRテック投資事業有限責任組合、ディップ株式会社、PE&HR株式会社運営のSocialEntrepreneur3投資事業有限責任組合などを引受先とした第三者割当増資にて総額1億円の資金調達を実施。
今回の資金は、ビジネスライティング機能の追加、家族やグループで学習できるプランの構築、UI・UXの改善、同アプリの認知度向上に充てられると同時に、アジア圏への進出の費用にも充当し、アジアNo.1の語学学習アプリを目指すとのこと。また、今後1年間で収益基盤を確立し、IPOを視野に入れた人材獲得、組織強化も実施する予定だという。
楽しく無理なく継続する学習
リーディング、リスニングはもちろん、AIによる発音チェック機能でスピーキングにも対応。文法はクイズ形式で出題され楽しく学べるうえに、ワンタップで辞書が開く「ワンタップ辞書」を搭載しているため、わからない単語もすぐに検索でき、初心者でも英文を楽に読むことができるという。ちなみに、英和辞典としても使えるようだ。
また、同アプリには「My recipe」という一人ひとりに最適化された自動生成プログラムがあり、100万人の学習履歴データ解析とAIを活用し、「英語スキル」「重点スキル」「1日の学習時間」から日々の学習カリキュラムを自動で生成してくれる。このカリキュラムに沿って3ヶ月間継続して学習すると、TOEICスコア換算で200点程度の英語力アップが期待できるという。
毎日少しずつでも継続は力なりというが、それができず悩む人は多いだろう。同アプリを活用すれば、英語学習が楽しいものになり、継続できる理由になり得そうだ。また、個人に最適化されたプログラムは、無理をせず学習できるため、日々達成感を味わえるかもしれない。
- Original:https://techable.jp/archives/115238
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:樋口