イルカのような飛行機「BelugaXL」が運用を開始した。 BelugaXLは大きな輸送能力をもつ、Airbus社が開発した新しい貨物機だ。
・最大の貨物室断面積で、エアバスの輸送能力を30%増加
前身のBelugaSTは、ひとつのA350 XWBウィングしか搭載できなかったが、BelugaXLは2つ搭載可能。最大積載量は51トン、航続距離は4,000 kmだ。A330-200貨物機をベースにして、既存のコンポーネントと機器の再利用を可能できるのも特徴で、ロールス・ロイス社が製造するエンジン「トレント700」を搭載している。
そしてなんといっても、そのユニークな外観が人目を引く。Airbus社は、低位置にあるコックピットと貨物室構造、後部と尾部をパートナーと共同で新たに開発したという。
・ 欧州の11の空港で運航予定
現在6機が完成しているが、Airbus社は 2023年までに航空機を追加導入し、欧州の11の空港で運航を行う予定。
- Original:https://techable.jp/archives/115371
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:クリューガー量子