セキュリティキーを2段階認証プロセスで使用することで、ハッカーによるGoogleアカウントへのアクセス防止に役立つとされていますが、Android 7.0以上を搭載したAndroidスマホのみでなく、iPhoneもセキュリティキーとして使えるようになったことがわかりました。
「Google Smart Lock」アプリの最新アップデートで利用可能に
昨年4月にAndroidスマートフォンの組み込みセキュリティキーをGoogleアカウントの2段階認証プロセスの一部として使用できるようになりましたが、今回iPhoneも物理的なセキュリティキーとして使えるようになりました。
セキュリティキーを使った2段階認証は、ジャーナリストや活動家など、標的型オンライン攻撃の危険性が高い立場にあるユーザーには必須の機能です。
iPhoneをセキュリティキーとして使用するには、iOSアプリ「Google Smart Lock」の今週リリースされたアップデートをインストールし、アプリの指示に従って設定作業を行います。
Google Smart Lockアプリのアップデート内容に記されている「ビルドインセキュリティキー」とは何かという疑問を抱いたユーザーに対して、Googleで暗号エンジニアを務めるフィリッポ・ヴァルソーダ氏(@FiloSottile)は、「Secure Enclaveをセキュリティキーとして使用するということだ」と答えています。
It uses the Secure Enclave as a security key, it's pretty cool.
— Filippo Valsorda (@FiloSottile) January 14, 2020
Source:9to5Google, Google
(lexi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-271734/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania