MacBookにパフォーマンスをブーストさせる「Proモード」が追加される可能性が指摘されたばかりですが、省電力モードも加えられるべきとの意見が上がっています。
Turbo BoostをオフにするとCPUの消費電力が62%減
macOSのベータ版の中にパフォーマンスをブーストさせる「Proモード」の存在を示唆するコードが見つかったと報じられましたが、逆の省電力モードも必要との声も聞かれています。
プログラマーおよびライターのマルコ・アーメント氏は、2015年から自身のMacBookでIntelチップのTurbo Boost(プロセッサを自動的に定格の動作周波数より高速で動作させる機能)をオフにして使用していると主張しています。
Turbo Boostをオフにすると、CPUの消費電力が62%抑えられ、温度の低下にも大きく貢献するとされています。
アーメント氏によれば、MacBookのTurbo Boostをオフにした場合、主に次の2つのメリットがあるとのことです。
- ファンが音を立てて回ることがない
- 温度があまり上がらない
Turbo Boostがオンになっていると、システムが継続した重い作業に従事しているとき毎回ファンが回ってしまいます。Turbo Boostをオフにすると、音を立ててファンが回ることがなくなります。
Turbo Boostを使うと、ノートパソコンの温度が上がりすぎてしまい、快適に膝の上に置くことが難しくなります。温度が高すぎて、手に汗をかいてしまいます。Turbo Boostをオフにすると、温度は適度に上がるのみで、熱くならず、手も快適で乾いた状態を維持できます。
アーメント氏は、Turbo Boostをオフにした場合、バッテリー駆動時間は30%〜50%伸びると予測しており、Appleに公式な省電力モード機能を追加するよう促しています。
Source:Marco.org
(lexi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-271639/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania