プレティア・テクノロジーズとフジテレビジョンが共同開発したAR謎解きゲームの「PSYCHO-PASS サイコパス 渋谷サイコハザード」が1月21日から6月30日まで開催される。現在予約受付中だ。
2019年7月に資金調達を発表した際に「大型IPとの連動企画や全国展開」を目指していると説明していたプレティア・テクノロジーズ。同社は2020年、最高な形でスタートを切った。
同社は以前より同じAR謎解きゲームである「サラと謎のハッカークラブ」シリーズを展開したが、他社のIPを扱うのはこれが初めてだ。
プレティア・テクノロジーズ代表取締役CEOの牛尾湧氏は「サイコパスという作品は、AR技術のバイブルのような存在。『このような形で世の中に実装されていくんだ』というのを示している。IPと我々のテクノロジーの相性は非常に良かった」と話す。
AR謎解きゲームでは、プレイヤーはスマホを使い、主人公として登場する仲間たちと協力しながら、実際の街を歩き、謎を解いていく。
PSYCHO-PASS サイコパス 渋谷サイコハザードでは、舞台は実際の渋谷の街。監視官候補生となり、チャット機能で狡噛慎也や常守朱などの登場人物たちと連携を取りながら、ゲームを進めていく。
サラと謎のハッカークラブの第2弾をプレイした際には、謎解きゲーム初心者としては少し難易度が高く感じられた。だが、今回のPSYCHO-PASS サイコパス 渋谷サイコハザードに関しては、普段謎解きゲームをプレイしない人でもクリアできる程度に、常守朱よりヒントが与えられるので安心だった。
監視官候補生として登場人物と謎を解いたり、ARでドミネーターを撃ったりすることができるのは、作品のファンにとってはたまらない。ネタバレになるので多くは語れないが、AR技術を駆使した謎解きが展開されている点も要注目だ。プレイ時間も90から120分となっており、映画を観にいくような感覚で、気軽に遊びに行ける。
PSYCHO-PASS サイコパス 渋谷サイコハザードの価格は平日は2900円、土日祝は3400円。ストーリーは以下のとおりだ。
211X年、シビュラシステム運用下にある東京のS区でガス兵器による事件が発生したとの情報が入った。公安局刑事課一係に配属された監視官候補生(プレイヤー)は、狡噛・常守とともに犯行現場へ向かう。謎を解き明かして、隠された真実を知ったとき、監視官候補生の下す「正義」とはー。
- Original:https://jp.techcrunch.com/2020/01/17/psycho-pass-ar-game-launch/
- Source:TechCrunch Japan
- Author:Daisuke Kikuchi