ゴールデングローブ賞にも複数部門で作品がノミネートされ、矢継ぎ早に新作が発表されるなど、話題性に事欠かないApple TV+ですが、ドラマ「リトル・アメリカ」の舞台裏について、ティム・クック最高経営責任者(CEO)がツイートしています。
夢を追ってアメリカに上陸した移民の物語
Apple TV+で1月16日から配信が始まったドラマ「リトル・アメリカ」は、文字通りアメリカを舞台に、様々な人種の移民を描いたオムニバス形式の物語です。
第90回アカデミー賞で脚本賞にノミネートされた映画「ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ」のクメイル・ナンジアニが製作に携わっており、配信前からクオリティの高さが期待されている作品の一つでした。
このリトル・アメリカについて、ティム・クックCEOがTwitterでコメントを寄せています。
When you add up every ambitious dreamer, every daring creator, every impatient striver searching for a better life, you get the story of America. Apple is committed to sharing stories like those in our new series, Little America — stories that matter. pic.twitter.com/9x2bTEad2v
— Tim Cook (@tim_cook) January 18, 2020
「より良い人生を追い求める、すべての野心溢れる夢追い人、向こうみずな創造者、気の早い努力家を集めると、アメリカの物語が出来上がる。Appleは新たなシリーズであるリトル・アメリカで、こうしたストーリーを共有することに心血を注いだ」
ツイートとともに公開された動画は、リトル・アメリカの製作現場を通じ、アメリカの懐の深さを感じ取れる内容となっています。
移民とテック業界の関係
Google(AlphabetのCEOも兼任)のスンダル・ピチャイ氏がインド出身であることからも分かるように、テック業界は多くの優秀な移民によって支えられています。
またティム・クックCEOも、2017年にAppleに現在在籍している従業員のうち250人がかつては不法移民だったとして、「企業と経済の未来にとって不可欠であり、彼等がいるからこそ国際的な競争力を保てる」と述べ、トランプ大統領の政策に反対したこともあります。
こうした事情を思えば、ティム・クックCEOがリトル・アメリカについてツイートせずにいられなかったのも頷けるというものです。
Source:AppleInsider,Apple TV+
(kihachi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-272006/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania