株式会社AKSとソフトバンク株式会社は、2020年2月3日より、AKB48グループの劇場公演のVRライブ配信をスマートフォン向けVRプラットフォームアプリ「LiVR(ライブイアール)」にて提供。AKB48グループの劇場公演をVRライブ配信するのは初の試みとなる。
そこが劇場の最前列
両社は、秋葉原にある「AKB48劇場」、栄(名古屋市)にある「SKE48劇場」、新潟にある「NGT48劇場」の毎月の公演のVR映像を、2020年2月3日より「LiVR」の有料チャンネルで配信することを決定。また、1日限定で各劇場公演のVRライブ配信を視聴できる「1日視聴券」を、1,100円で販売する。
映像を撮影するVRカメラは、各劇場のステージ正面と上手側、下手側の3カ所に常設。劇場の最前列席より前に設置されるステージ正面のVRカメラは迫力のVR映像をユーザーに届けるという。
これにより、家からでもカフェからでも日本各所に点在するAKB48グループの劇場公演を最前列で観ることが可能となるのだ。
VRゴーグルなしでもOK
視聴するにはまず、「LiVR」をスマートフォンにインストールし、VRゴーグルと組み合わせることでVR映像が視聴できる「VRモード」、または、VRゴーグルを持っていない人でもVR映像を視聴することができる「スマホモード」のどちらかで視聴可能。
現在、劇場公演のVR映像を体験してもらうべく、2019年12月8日に開催された「AKB48劇場 14周年特別記念公演」のVR映像コンテンツを無料公開中である。
今後両社は、5Gを活用したAKB48グループに関連するVR映像コンテンツの提供を目指し、協力していくとのことだ。
「LiVR」を活用することで、「会いに行けるアイドル」が自分の目の前まで「会いに来てくれた」ような体験ができるかもしれない。
- Original:https://techable.jp/archives/115531
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:樋口