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AppleがiPhoneの下取り価格を引き下げた理由とは?

iPhone11シリーズ
 
Appleは1月に入ってから、iPhoneを含む同社製品の旧モデルの下取り価格を引き下げました。この理由について、米メディアForbesのゴードン・ケリー氏が独自に調査を行い、興味深い情報を得ています。

安い部品で修理したiPhoneが下取り価格を下げている

ケリー氏が2人のApple従業員から得た情報によると、Appleは下取りしたiPhoneを、2社に分けて販売しているそうです。1社にはハイエンドモデルを、もう1社にはローエンドモデルを販売しています(少なくとも米国においては)。
 
したがって下取り価格をコントロールしているのはこの2社であり、Appleではないと前出の従業員は説明します。そして下取り価格が下がってしまう最大の原因は、ユーザーが安いサードパーティの部品を使って修理したiPhoneを、下取りに出すケースが多々あるためとのこと。従業員は次のように述べています。
 

Appleには下取り価格やその変動はコントロールできません。Appleのオリジナルの部品を、より安価なサードパーティの部品と入れ替えたiPhoneだと、バイヤーの買い取り価格が下がってしまいます。

AppleCare+なしでの画面修理費用は最大35,800円

たとえばiPhoneの画面を修理する場合、AppleCare+に加入していれば3,400円ですが、そうでない場合13,800円〜35,800円もかかります。サードパーティでの修理を考えるユーザーがいるのもわかります。
 
ただしAppleおよびApple正規サービスプロバイダ以外で修理する人が増えれば増えるほど、下取り価格は下がってしまうようです。

 
 
Source:Forbes,Apple
(lunatic)

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