最近、オフィス街や駅ナカのファミリーマートでは、セルフレジを見かけるようになりました。レジのスタッフに商品を渡さずに、自分で商品のバーコードを読み込んで決済を済ませられるので、使い方を覚えておけば、列に並ばずともサッと会計を済ませられて便利です。本稿では、「ファミペイ」アプリを活用した利用手順について、紹介します。
このところ、人手不足や働き方改革などを背景に、無人レジの設置が各所で話題に上がるようになりましたが、中でもファミリーマートはセルフレジの配置に積極的に取り組んできている印象があります。
キャッシュレス化が一気に進んだ2019年からは、「ファミペイ」の提供も開始。セルフレジの設置も5000台を目標に続々と数を増やしています。
■セルフレジの使い方は
セルフレジを使うには、「ファミペイ」アプリが必須というわけではありません。本稿では、以下、同アプリでの決済手順の流れを追いますが、これにこだわらなくてもOKです。
ここでは、まずレジの画面に表示される「ファミペイとTカードの両方をお持ちの方」または「ファミペイのみお持ちの方」を選択します。
レジのバーコードリーダーにファミペイアプリ画面のバーコードなどを読み取らせましょう。
ポイントカードがある場合には、ブランドを選択して、ポイントカードのバーコードを同様に読み取らせましょう。
続いて、「商品のバーコードをガラス面にかざすか、ハンドスキャナで登録してください。」と画面に表示されるので、商品に記載されているバーコードを読み取っていきます。セルフレジについているバーコードリーダーに商品のバーコードをかざします。
購入する全ての商品のバーコードを読み込んだら、セルフレジの画面で「お支払へ」をタップ。決済画面に進みます。
本稿では、ファミペイを使う手順ということで、画面右上にある「FamiPay」を選択しました。
なお、FamiPay以外にも、LINE PayやPayPayといったコード決済アプリや、クレジットカード、Suicaなど各種電子マネーも利用できるので、FamiPayの残高が足りない場合などには、別の決済手段を使ってもOKです。
画面が切り替わったら、金額を確認して「お支払確定」をタップすると、決済が実行されます。
レシートはセルフレジの下から出てくるので、取っておきましょう(無人レジということもあり、もし何かトラブルがあると困りますからね)。
ビニール袋や箸などは、セルフレジの周りに設置されているので、必要に応じて使いましょう。「袋詰めスペース」で購入した商品を袋に詰めておくと、安心です。
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セルフレジは一度使ってしまえば非常に簡単に扱えるのですが、まだまだ使っている人は限られています。そのため、うまく使えばランチ時のレジの混雑などをスマートに回避できます。面倒がらずに試しておいて損はないですよ。
ちなみにFamiPayを使っていない人でも、電子マネーやクレジットカード、コード決済アプリを利用していれば、最初の画面で「お持ちでない方」を選ぶことで、商品読み取り>決済手段選択>決済という流れを踏んで会計が行えます。FamiPayを使う気がないから…、とあきらめずに挑戦してみてくださいね。
>> [連載]〇〇Payの選び方
(取材・文/井上 晃)
スマートフォン関連の記事を中心に、スマートウォッチ、ウエアラブルデバイス、ロボットなど、多岐にわたる記事を雑誌やWebメディアへ寄稿。雑誌・ムックの編集にも携わる。モットーは「実際に触った・見た人だけが分かる情報を伝える」こと。
- Original:https://www.goodspress.jp/howto/275697/
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