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NO.1アトリビューションPFのAppsFlyer、約231億円を調達

アプリダウンロード広告市場の急速な拡大と、増加傾向にあるアドフラウド(不正広告)の被害増加を背景とし、広告の効果計測「アトリビューション」の重要性は高まっている。

そんな中、グローバルシェア72%を超える世界No.1のモバイルアトリビューションプラットフォームを提供するAppsFlyerは、シリーズDラウンドにて、General Atlanticらから総額約231億円(2億1000万ドル)の資金調達を実施。

同時に、General AtlanticのマネージングディレクターであるAlex Crisses氏と、共同社長であり技術部門のグローバル本部長を務めるAnton Levy氏がAppsFlyerの取締役会に加わった。

広告効果測定、世界NO.1

同社が提供するアトリビューションプラットフォームは、広告の包括的な測定および分析ソリューションでビジネスを強化しイノベーションをもたらすサービスだ。

2014年から過去5年間で年間計上収益が100万ドルから1億ドルへと成長し、2019年には年間計上収益が1億5000万ドルを突破した。また、2019年の「Inc. 5000」と「Forbes Cloud 100」に選出されている。

このたび、米国ニューヨークを本拠地とするグローバル投資会社General Atlanticと、既存投資家であるQumra Capital、Goldman Sachs Growth、DTCP(Deutsche Telekom Capital Partners)、Pitango Venture Capital、Magma Venture Partnersらより、シリーズDラウンドにて総額約231億円(2億1000万ドル)の資金調達を実施。これにより、累計調達額は約323億円(2.94億ドル)となった。

また、General Atlanticのマネージングディレクター Alex Crisses氏と、共同社長であり技術部門のグローバル本部長を務めるAnton Levy氏がAppsFlyerの取締役会に参加。

今後は、日本およびグローバルマーケットシェアNo.1の広告効果測定のリーダーとして、サービスの拡大と国内市場の牽引に注力していくとのこと。

日本のカスタマーサクセスの強化

同社は3年前にシリーズCラウンドでの資金調達を実施しており、3年間で従業員数は4倍の850名に、オフィス数も世界で18拠点にまで増加するなど成長著しい。現在、12,000社以上のユーザー企業と、Facebook社、Google社、Apple Search Ads社、Twitter社、Salesforce社、Adobe社、Oracle社を含む5000社以上のパートナー企業の意思決定をサポートしている。

同社は、世界の企業やマーケターへの提供サービスのさらなる強化を目指すなかで、特にモバイルアプリ接触の高いアジア太平洋地域(APAC)におけるモバイルマーケティング分析を重要視しており、日本においても常に最新のサービスを提供するとしている。また、日本国内の人員への投資を加速させ、一層のカスタマーサクセスの強化に努めるということだ。同時に、増え続けるアドフラウド問題の解決へも意欲を見せた。

このたび同社取締役会に加わったAlex Crisses氏は、アトリビューションは、マーケティングテクノロジースタックの中核となりつつあるとし、同社のさらなる成長の可能性を感じているとコメント。

また、Anton Levy氏は、同社の正確なアトリビューションデータとアドフラウド防止機能の提供に期待を寄せ、設計からプライバシーを考慮するなど、セキュリティファーストの精神を持つテクノロジーリーダーとパートナーとなったことを「大きな力を得ることになります」と表現した。

先日発表された「モバイル市場年鑑 2020」によると、2019年、全世界でのアプリダウンロード数は過去最⾼の2040億件に到達したという。インドネシアなどの新興市場での伸びが顕著だったようで、アプリ市場の拡大はまだ続いていくようだ。その中で、同社のサービスが担う役割はマーケティングやアドフラウド対策など幅広く、そして重要になるだろう。

PR TIMES

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