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一強状態のAirPods、2020年は販売台数1億台超えか~台湾メディア


 
AirPodsの好調な売れ行きを受け、2020年の売上台数が前年比で少なくとも50%増となり、1億台を超えるとする予測が登場しました。

TWS市場ではAppleが独走

調査企業Strategy Analyticsによれば、完全ワイヤレスイヤホン(TWS:True Wireless Stereo)市場で2019年、Appleは50%以上のシェアを獲得しました。2位のXiaomi、3位のSamsungに圧倒的な差をつけており、文字通りAppleの一強状態となっています。
 
台湾メディアの聯合晩報に対し、市場関係者は「安価なローエンドモデルのイヤホン市場が引き続き勢いを帯びている」とする一方、「大手ブランドメーカーはハイエンドモデルのイヤホンを値上げしたが、売上台数は反対に増加した」と述べ、市場全体が拡大傾向にあることを示しました。

AirPods Proの需要目立つ

このうちハイエンドモデルについて、同メディアは5,000台湾ドル(約18,250円)以上のAirPodsを例に挙げ、価格の高さは「100以上に及ぶ精密なパーツから成ること、複雑な加工、技術の難易度によるものだ」とし、たとえAppleの価格戦略だとしても「(AirPod Proが従来モデルよりも)値上がりしても売上は減るどころか増加した」と、消費者が価格の高さに尻込みする様子は見られないと指摘しています。
 
聯合晩報はこうした状況を踏まえ、2020年のAirPods販売台数が少なくとも前年比50%増(2019年は約6,000万台)、1億台以上を売り上げると見込んでいます。
 
なお、Credit Suisse証券も2020年には9,000万台、2021年には1億2,000万台に到達するとの見通しを立てています。
 
 
Source:聯合晩報 via EMSOne
(kihachi)

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