2019年度のインドにおけるiPhoneの出荷台数は6%増となった、と米Bloombergが伝えています。
iPhone XRとiPhone11が好調
Appleはインドでこれまで苦戦を強いられており、2018年はiPhoneの出荷台数は43%減となりました。
一人当たりの平均年収が2,100ドル(約23万円)のインドでは、iPhoneの販売価格は収入のかなりの割合を占めることになるため、デバイスの売上が伸び悩むのも納得がいきそうですが、昨年のiPhone XRの値下げが功を奏したのか、iPhoneの出荷台数は回復傾向に転じており、2019年は6%増となったことが明らかになりました。
Counterpoint Researchは、昨年9月末の時点でインドでiPhone11の売上が好調との調査結果を報告しており、「アップグレードする良い機会を提供している」と同モデルを評価しています。
iPhone SE 2の発売でインド国内でのさらなる売上が期待
また、廉価版iPhoneであるiPhone SEの後継機が3月に登場すると噂されており、もし現実のものとなった場合、インド国内でのiPhone売上台数の増加に大きく貢献しそうです。
テック企業は東アジアからインドへと生産施設を移動させ始めており、最近何かとインドに注目が集まっています。先日、韓国Samsungがインド・ニューデリー郊外に新たなディスプレイ生産施設を建設するため多額の投資を行ったと伝えられたばかりです。
Source:Bloomberg via Cult of Mac
Photo:Apple
(lexi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-272296/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania