同プラットフォームを利用する人が無料で利用できるもので、乗客の利便性向上を図る。1月29日から使用できる。
・海外からの旅行客も想定
ベンチは2人掛けで、側面と中央にある手すり部分にUSBポートを2つずつ計4つ備える。ほとんどの人がスマホを所有する現代だが、バッテリー切れになることを懸念して充電ケーブルを持ち歩く人も多い。そうした人がちょっとした電車の待ち時間にこのベンチでスマホなどのガジェット類をチャージできる。
また、コンセントではなく世界共通のUSBポートなのもポイントだ。ロマンスカーは外国からの旅行客の利用も少なくなく、そうした旅行者が日本のコンセントに合うプラグを持っているとは限らない。USBポートであればあらゆる国の人が利用できる。
・大きな充電マーク
チャージングベンチはデザイン会社アドセック(東京)が手掛けた。駅空間をチャージングステーションとして「待つ」時間を「価値ある時間」に変え、「価値ある駅」に進化させることをコンセプトに開発したとのこと。
ベンチ横には、充電できることが遠目からでもわかるよう、大きなアイコンが入っているのも気が利いている。
小田急線新宿駅に限らず、今後はエレベーターや案内板などと同じように、充電ステーションの設置も駅の利便性を向上させるために不可欠なものとして整備が進むことが予想される。
- Original:https://techable.jp/archives/115844
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:mizoguchi