6.4インチの大型ディスプレイと約141gの軽さを両立し、処理性能にも優れたハイエンドモデルとしての一台。既にNTTドコモ・ソフトバンク・auの主要キャリア3社が取り扱いを明らかにしており、1月下旬より購入が可能となる。
他の追随を許さない軽さと、トップクラスの性能
特定の条件(画面サイズが6インチ以上、電池容量が3,000mAh超、防水対応)を満たすスマートフォンの中では現時点で世界最軽量を誇る。マグネシウム合金フレームの採用や基盤の小型化により、驚きの軽さが実現した。
軽量なスマートフォンはスペックが控えめになる傾向にあるが、「AQUOS zero2」は性能面もトップクラスだ。
プロセッサとして米クアルコム社のSnapdragon 855を搭載し、OSは最新のAndroid 10。ヘビーユーザーでも満足の構成といえる。メモリは8GBで、内蔵ストレージは256GBと大容量になっており、画像や動画の保存に困ることはないだろう。
ディスプレイサイズは約6.4インチで、美しい発色が長所の有機EL製だ。10億色の色彩表現に対応しており、優れた映像美が期待できる。また、高速の映像表示やタッチ検出に対応。効率的な放熱設計と併せて、快適なゲームプレイが可能な仕様となっている。
その他、防水・防塵やおサイフケータイに対応しているのは嬉しい。バッテリー容量は3,130mAhで、カラーリングは2種類が用意されている。
シャープの2019年冬モデル3機種が出揃った
シャープは今冬の新モデルとして、「AQUOS zero2」を含む3機種を発表していた。そのうち「AQUOS sense3」「AQUOS sense3 plus」は昨年末に発売されていたが、今回の「AQUOS zero2」の発売により、全ての機種が出揃う形となる。それぞれ価格帯もスペックも異なるため、ユーザーの多様なニーズに応えられるラインナップといえそうだ。
発売開始は、NTTドコモが1月30日を予定。ソフトバンクが同31日で続き、auは未定となっている。NTTドコモの価格は一括で8万7,912円(税込)となっており、各キャリア9万円前後の実勢価格が予想される。
(文・早川あさひ)
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