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再燃の気配あり!クセのなさがむしろ魅力な定番トートバッグ5選

【特集:知っておきたい定番バッグ】

トートバッグの魅力といえば、スピーディに荷物にアクセスできる点です。リュックの場合は、荷物を降ろすというアクションが必要なため、どうしてもめんどくさくなったりします。そして、なんといっても大人っぽく色気あるたたずまいがあります。これはブリーフケースやリュックにはないトートバッグならではの魅力だと思います。

一時はどのブランドも新作はリュック一色だったのですが、最近ではトートの新作を多く見るようになりました。また、2WAYでトートとリュックで使えるアイテムも増えたりと、トートがこれから再燃してくる気配があります。そんなトートバッグといえば、という定番5アイテムを紹介します。

■やっぱりレザートート持ちたいよねって人はアニアリから

アニアリ
「アンティークレザー トートバッグ」(4万1800円)

2008年、メイド イン ジャパンにこだわった鞄ブランドとして誕生したaniary(アニアリ)。しなやかで軽く色彩豊かな革と、細かいディテールにまでこだわったオリジナルの金具を使用する。そんな理念のもと作り出される鞄は、そのこだわりを超越したコスパの高さもあり、ビジネスシーンで欠かせない鞄ブランドと言えます。

ナイロン系のバッグが台頭する中でも、やっぱりビジネスはレザーの鞄という人も少なくないでしょう。この肩掛けもできるレザートートは、ダブルエンボスレザーで人気を博したモデルを、柔らかでくったりとした質感のアンティークレザーにしてリニューアル。アニアリらしい、シンプルで機能美に優れた色気のあるトートです。

シンプルながらも使い勝手の良さがアニアリの人気。アオリポケットやサブポケット
は、スマホや財布などすぐ取り出したいものをしまっておけるので結構ありがたい。さりげないカモ柄も遊び心があり、そんな点もこのブランドの人気につながっているのではないでしょうか。

アニアリ
「アンティークレザー トートバッグ」(4万1800円)
サイズ:W46×H33×D14cm
重さ:750g

>> アニアリ

 

■品格が上がるミリタリズムな定番トート

ブリーフィング
「SHOT BUCKET MW」(3万3000円)

ビジネスからデイリーまで使える「SHOT BUCKET MW」は、BRIEFING(ブリーフィング)を代表する人気のトートで、“スマート収納”をコンセプトに開発したMODULEWARE COLLECTIONのひとつです。

各種アイテムを仕分けして収納できるスペースがあり、軽量でありながら強度に優れるフルダルコーデュラリップストップナイロンを使用。長さ調節可能なストラップは、余った部分をフロントポケットに隠して、すっきりと見せることも。また、長くすればショルダーバッグとして、斜めがけで自転車通勤なんてこともできちゃいます。ミリタリズムと機能美による、男らしくも色気のあるデザインです。

PCやタブレットを収納できるスペースも装備。シンプルな作りながらこの部分は購入意欲を後押ししてしまうポイントです。電車でも邪魔にならない縦型トートは改めて欲しくなる逸品です。

ブリーフィング
「SHOT BUCKET MW」(3万3000円)
サイズ:W38×H39×D15cm 持ち手:~100cm
重さ:約900g

>> ブリーフィング

 

■元々は氷運ぶ用!歴史感じる名作トート

エル・エル・ビーン
「ボート・アンド・トート」(8690円)

キャンバスのトートバッグといえばこのL.L.Bean(エル・エル・ビーン)一択。そう言ってもいいくらい有名なバッグです。自立するほど頑丈なこのトートバッグ、元々は氷の塊を運ぶためのバッグとして1944年に誕生しました。以来、今までずっと定番のトートバッグとして、時代に流されず売れ続けています。

ボトムやハンドルはただのデザインとして切り替えられている訳ではなく、ボトムスはキャンバスを当てることで補強の役割を果たし、ハンドル部分は縫い目が劣化したり、ほころんだりする事のない丈夫なナイロン糸のダブルステッチを使用して頑強さをUPしています。

使い込んで経年変化を楽しめるのも特徴で、大事に長く使いこんだバッグは、いつの日か子どもに自慢できる。そんな、時代に左右されない名品です。

今でも変わらず丈夫な24オンスのキャンバス地を使用し、米国メイン州の自社工場でひとつひとつ手作りしています。 このタグを見るだけでレトロな気分になってしまうから不思議です。デジタル化する現代で原点に回帰できる魅力がこのバッグにはあります。

<SPEC>
エル・エル・ビーン
「ボート・アンド・トート(ラージサイズ/レギュラーハンドル)」(8690円)
サイズ:約W43×H38×D19cm
重さ:709g
容量:34L

>> エル・エル・ビーン

 

■マチ幅14cm⇄21cm。汎用性高めな定番トート

トゥミ
「アルファ 3 エクスパンダブル・トート」(6万8200円)

ビジネスマンから高い支持を得ているTUMI(トゥミ)でオススメのトートといえばこれ。耐摩耗性に優れたトゥミオリジナル素材“FXTバリスティックナイロン”を使用。高い耐久性に加え、撥水加工されているので、ビジネスのハードな環境にも耐えられ、何より型崩れしにくいのが魅力です。

さらにメインコンパートメントにトゥミらしいエクスパンダブル(拡張)機能を備えているため、荷物の容量に応じてマチ幅を広げられ、ビジネスユースからジム通いまで使える汎用性の高いバッグになっています。

フロントのU字ポケットは、向かって右側は折りたたみ傘やペットボトルなど濡れたものの収納に便利な防水仕様。左側はキーリーシュ(鍵をつなげておくヒモ)もついているため鍵の迷子も防げます。メインコンパートメントはファスナー付きで防犯性が高いなど、ビジネスマン目線の使い勝手の良さが魅力です。

<SPEC>
トゥミ
「アルファ 3 エクスパンダブル・トート」(6万8200円)
15インチPC対応
サイズ:約W43×H36×D14〜21.5cm

>> トゥミ

 

■軽やかに使えるアウトドアブランドのロゴトート

パタゴニア
「マーケットトート」(3850円)

カジュアルや休日のバッグとして人気が高いのがブランドロゴがプリントされたショッピングトート。ひと昔前だとスーパーのレジ袋の代わりに持つというイメージが強かったですが、最近ではさまざまなブランドから発売されていて、メインバッグとして使っている人も少なくありません。小さく折りたためるので、サブバッグとして持ち歩きやすいのも人気の理由。

中でもいま持つならアウトドアのブランドロゴがついたモノが気分。このパタゴニアのトートは、少し厚めの10ozオーガニックコットン・キャンバスで作られていて、持ち手とサイドのマチは補強済みなので重たい荷物にも耐えられます。パタゴニアならでは“フェアトレードサーティファイ”の縫製を採用した、ただのエコバッグと侮るなかれなトートバッグです。

<SPEC>

パタゴニア
「マーケットトート」(3850円)

>> オッシュマンズ

 

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メイン画像のコート:スティル バイ ハンド「コート」 3万7400円/スタイルデパートメントTEL:03-5784-5430

(取材・文/宇田川雄一 写真/田口陽介)

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