Appleは現地時間1月30日、建物や公園、空港、ショッピングモールなどをより詳細かつ正確に掲載した新マップが、全米を網羅したと発表しました。今年後半には欧州のマップの詳細化に着手し、順次世界全体へとカバー範囲を広げていくとしています。
iOS12からマップの本格的改善に着手
AppleはiOS12からマップの本格的改善を開始、建物の大きさや形、樹木、駐車場、歩道などの詳細な情報をマップに盛り込んできました。
この詳細な新マップは、2018年11月時点では米国土のわずか3.1%しかカバーしていませんでしたが、2019年11月のアップデートで51.4%、2020年1月末でついに全米網羅を達成した模様です。
iOS13でマップに追加された新機能
またiOS13では、インタラクティブな3D体験で街中を散策できる「Look Around」機能が導入されました。当初はカリフォルニア州サンフランシスコのベイエリア、ラスベガス、ハワイの一部でのみ利用可能だった同機能は、その後ニューヨーク市、ロサンゼルス郡一帯、テキサス州ヒューストンにも対応。Appleは今後さらに対応都市を追加するとしています。
iOS13(およびその後のアップデート)ではその他にも、お気に入りの場所のリストをコレクションにして友達や家族と共有できる機能、毎日アクセスする場所にすばやく簡単にナビゲーションできる「よく使う項目」、リアルタイムの交通情報、リアルタイムのフライト状況のアップデートより自然なターンバイターンの音声経路案内、経路案内中に到着予定時刻が送信できる「到着予定を共有」、詳細な屋内マップなどの新機能が、マップに追加されています。
Source:Apple
(lunatic)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-272900/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania