DAWソフトウェアのAbleton Live(エイブルトンライブ)などで知られるAbleton(エイブルトン)が昨年公開した、無料でシンセサイザーの基礎を学べるウェブサイト、「Learning Synths(ラーニング・シンセ)」の日本語版が登場した。
Learning Synthでは、オシレーター、フィルター、エンベロープ、LFOなど、シンセサイザーを構成する基本要素を解説し、シンセサウンドの作り方をレッスンする。PC以外にも、スマートフォンやタブレットなどで利用可能だ。
解説や説明には、ブラウザーのみで動作する2基のモノラルシンセを使用。 Abletonいわく、シンセ経験者であれば、「解説や説明を省略して、独立したページでさまざまなプリセットやシーケンスと一緒にシンセを使用することも」。また、 ChromeではMIDIコントローラーを接続し、シンセを鳴らすことができる。
iPhoneやMacBookには簡単に楽曲が制作できるGarageBandが入っているし、昨年Roland(ローランド)が発表したZenbeats(ゼンビーツ)は初心者でも扱いやすい。そしてシンセの基礎はLearning Synths、音楽制作の基礎は同じくAbletonが出している「Learning Music」で学ぶことができる。DTMを(あくまでも)「始める」敷居は年々低くなってきていると言えるだろう。
- Original:https://jp.techcrunch.com/2020/02/04/ableton-learning-synth-japanese/
- Source:TechCrunch Japan
- Author:Daisuke Kikuchi