同日に複数のApple Storeへ立て続けに押し入った強盗犯が逮捕されました。Apple Storeは近年、相次ぐ盗難に苦慮しています。
同日に複数店舗で犯行に及ぶ
1月22日夕方、米オハイオ州ウェストレイクのApple StoreでApple WatchやAirPodsなど、計27,000ドル(約294万円)相当のApple製品が強奪されました。
目撃した従業員によると、犯行に及んだ男性は買い物のために物色するような仕草を見せていたものの、突然Apple WatchやAirPodsを掴み取ったかと思うと、ストアの外へ逃げ出していったそうです。その時点で現行犯逮捕には至らなかったものの、人相はすぐに全国で共有されました。
すると次の日、該当人物がすでに別の州で逮捕されていることが判明しました。なんと犯人は、オハイオ州のApple Storeで強盗を行った同じ日に、ペンシルベニア州ピッツバーグのApple Storeにも押し入って捕まっていたのです(オハイオ州とペンシルベニア州は隣接している)。男性の手元には、オハイオ州のストアで盗んだApple WatchやAirPodsが残されていました。
ただし、話はこれで終わりません。事件が起きたオハイオ州ウェストレイクのApple Storeは25日にも、別の男性からApple Watchの盗難に遭ったそうです。
怪しい売り手からの購入はリスク
一連の事件を受け、警察は「盗まれたApple Watchは内部のセーフガード(防御装置)により、意図的にいかなるネットワークにも繋がらないようになっている」とコメント、「悪意のある購入者はこうした事実を知る由もないだろう。車のトランクやインターネット上の中古サイトから入手し、支払いを済ませ、盗まれた商品を手にして初めて気づくのだ」と、信頼のおける売り手から購入するよう注意を呼びかけています。
ちなみに、この盗難騒動が起きた1月22日には、イリノイ州のApple Storeでも計10,000ドル相当のiPhoneが強奪されました。
Source:Cleaveland.com,Patch
Photo:Apple
(kihachi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-273207/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania