インドでのiPhoneの出荷台数は2019年にプラス成長に転じた、と以前報じられましたが、調査会社Counterpoint Researchは、対前年比で41%増という驚きの数字を今回発表しました。
Bloombergの数字をはるかに上回る成長率
米Bloombergは、2019年度のインドにおけるiPhoneの出荷台数は6%増になったと1月末に伝えており、苦戦を強いられていたインド攻略への道筋がAppleにとってようやく見えてきたという感覚がありました。
一方、Counterpoint Researchも昨年9月時点でiPhone11シリーズがインドで好調と発表しており、同シリーズの価格戦略がうまく機能しているとコメントしていました。
そして今回、Counterpoint Researchは2019年度のiPhoneの出荷台数は対前年比で41%増となったことを発表しました。Bloombergの数字をはるかに上回る成長率です。
iPhone XRは「ウルトラプレミアム」カテゴリで最も売れたデバイスに
Counterpoint Researchは、iPhone XRが「ウルトラプレミアム」カテゴリで最も売れたデバイスであったことを明らかにしており、幾度にもわたって実施された割引が功を奏したとコメントしています。なお、同デバイスカテゴリで2位と3位になったのは、Samsung Galaxy S10 PlusとOnePlus 7 Proです。
Counterpoint Researchは、iPhone11シリーズの積極的な価格・流通戦略も評価しており、インドでデバイス発売となった四半期と、ホリデーシーズンのシェア拡大につながった、と述べています。
インドでのiPhone出荷台数は今年もさらに伸びる、とCounterpoint Researchは推測しています。また、今年3月の発売が噂されているiPhone SE 2は、iPhone売上台数の増加に大きく貢献するのではないかと期待されています。
Source:Counterpoint Research via 9to5Mac
(lexi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-273276/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania