早ければ今年3月の発売が期待されている廉価版iPhoneのiPhone SE 2およびiPhone9ですが、販売価格は399ドル(約43,800円)となる、と米メディアFast Companyが伝えています。
クオ氏の10月の予測を踏襲
昨年の10月、Appleサプライヤーに独自の情報源を持つ著名アナリストのミンチー・クオ氏が、iPhone SE 2は64GB/128GBで3色展開となり、販売価格は399ドルからとなる、との予測を発表しました。
Fast Companyは2月7日付けの記事の中で、iPhone SE 2の販売価格は399ドルからになると記しており、クオ氏の予測を踏襲する見方を持っていることを明らかにしました。
インド市場などで出荷台数増加が期待
Appleは2019年、インド市場でのiPhoneの出荷台数を持ち直したと伝えられています。特に大幅な値下げが行われたiPhone XRと、比較的廉価な価格設定だったiPhone11が売上台数の回復に貢献したとされていますが、より廉価なiPhone SE 2が発売された場合、iPhoneのさらなるシェア拡大が期待できます。
iPhone SE 2およびiPhone9には、顔認証Face IDは搭載されず、筐体デザインはiPhone8をもとにしたものになるとの見通しです。ディスプレイサイズは、4.9インチになる、とFast Companyは予測しています。
新型コロナウイルスの影響で生産遅延の可能性も
iPhone SE2およびiPhone9は、試験生産がすでに開始されていると1月末に報じられており、本格的な製造開始は2月中旬になるとみられていましたが、新型コロナウイルスの影響で生産に遅れが出る可能性が指摘されています。
iPhoneの組み立てを担うFoxconnは、2月10日からの全面的な生産施設の稼働再開を目指していましたが、一部施設では予定通りの営業再開は絶望的とも伝えられており、生産状況についてはいまだはっきりとしていないのが現状です。
Source:Fast Company
Photo:iGeekBlog
(lexi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-273553/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania