株式会社バイオームは、JR東日本スタートアップ、JR西日本イノベーションズおよび九州旅客鉄道と協業し、AI動植物判定ゲームアプリによる生物多様性の調査と地域資源の再発見を目指した実証実験「バイオームランド」を実施する。
JR東日本、JR西日本、JR九州エリアにて、2020年3月1日から5月31日まで実施される予定だ。
生き物コレクションアプリ「Biome(バイオーム)」
先日、Techable(テッカブル)では同社代表の藤木氏にインタビューを行ったので、同アプリについて知りたいという人はぜひ参考にしていただきたい。(生態系の保全が私の使命! いきものコレクションアプリ「Biome(バイオーム)」代表・藤木氏の思いとは)
この度、同社のアプリ「Biomeを」用いた生物多様性保全や学術貢献をさらに加速させるため、JR3社の協力を得て全国一斉生物調査「バイオームランド」の実施が決定。
バイオームランドは、アプリ「Biome」内で参加できるイベントで、参加者は「クエスト」と呼ばれる様々な課題に挑戦することができる。日本全国のJR3社沿線に、それぞれの地域に根付いた150を超えるクエストが用意されている。
「バイオームランド」は「JR東日本スタートアッププログラム」の中で実施される
昨年11月に取り上げたが、バイオーム社はJR東日本グループが実施するビジネス創造活動「JR東日本スタートアッププログラム」に採択され、同プログラムに採択された21社のうち唯一、JR西日本・JR九州グループと連携する「エリア拡大」テーマに採択されている。
株式会社バイオームとJR3社は、本実証実験を通して、生物の分布情報による生物多様性の保全と、地域資源の再発見による過疎化や少子 高齢化・人口減少などの地域課題の解決に貢献していくとしている。
特設サイト:https://biome-app.com
- Original:https://techable.jp/archives/117090
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:Techable編集部