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晩酌のおつまみに宇宙食の焼き鳥はいかがですか?

やきとりの缶詰といえばホテイフーズ。飲み屋ののれん風のイラストに見覚えがある人は多いのではないでしょうか? とくに「やきとり(たれ味)」は、1970年に世界初のやきとり缶詰として発売以来、2020年で50周年を迎えたロングセラー商品です。

そのホテイのやきとり缶が2019年10月25日、なんと国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)から公式に「宇宙日本食」として認定されました。それを記念して「ホテイやきとり(たれ味)宇宙用」「ホテイやきとり(柚子こしょう味)宇宙用」がセットになった「やきとり宇宙食2缶セット」(320円/税別)が3月2日から全国で順次発売されます。

宇宙食は単なる栄養補給だけでなく、宇宙飛行士に食事の楽しみを提供し、宇宙空間でのストレス緩和するもので、その国ならではの宇宙食の開発が進められてきました。JAXA認証の「宇宙日本食」もそのひとつ。

実際に宇宙に持っていかる缶詰は無地ですが、今回発売される「ホテイやきとり宇宙用」のパッケージは、専用のロゴマークの使用が認められているため、「宇宙日本食」マークをデザインした特別バージョンとなっています。デザインは異なるとはいえ、実は中身は一緒!

ここで宇宙日本食の認証基準を紹介すると、まずは基本条件として、「宇宙空間で飛び散らない」「常温で1年半以上の賞味期限」「限られた設備で調理可能」があります。加えて、書類審査や1年半の保存試験、JAXA立会いの工場検査など「宇宙日本食認証基準」を満たすための厳しい条件があります。

▲実施に宇宙に持っていかれる「焼き鳥缶詰」

そのため多くの製品は仕様や製造工程、包材などを宇宙用にカスタマイズするのですが、ホテイのやきとり缶は、市販品でありながら既に、製造工程や衛生面もJAXA基準を満たしていたのです。

「ホテイやきとり宇宙用」は今後、野口宇宙飛行士や星出宇宙飛行士のISS滞在時に食べられる予定だそう。みなさんも、宇宙気分で一杯いかがですか?

>> ホテイフーズ

 

(文/&GP編集部)

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