中国国内のノートパソコンの生産台数は、新型コロナウイルスの影響で29%〜36%減少する見込みと伝えられています。
3月に部品が足りなくなる可能性
ノートパソコンのOEM(他社ブランドの製品を製造する企業)は、中国での生産を再開していますが、新型コロナウイルスの影響でサプライヤーの営業が妨げられ続けた場合、3月に部品が足りなくなる可能性がある、と台湾メディアDigiTimesが報じています。
AppleのMacBook AirとMacBook Proモデルの生産を担うQuanta Computerは、顧客の需要に対応するため台湾の新しい生産施設での量産を開始していますが、それでも部品不足が起こるかもしれない、と予測されており、ノートパソコンの出荷台数は2020年第1四半期(1月〜3月)に29%〜36%減少するとみられています。
Foxconnも生産施設の再稼働に苦心
iPhoneの組み立てを担うFoxconnは、中国の旧正月、春節の休暇後に生産施設の再稼働を計画していましたが、2月12日時点でFoxconnの鄭州市の工場は閉鎖された状況が続いているとReutersが報道しました。
Foxconnは2月末までに中国国内の生産施設の稼働再開率50%を目指しており、3月中に生産能力の80%までの回復を目標にしている、と報じられましたが、Foxconnは13日の台北株式市場での声明において、内容は事実ではないと否定しました。
Appleも、感染症拡大防止のため、2月10日の中国国内のApple Storeの営業再開を見送っています。
Source:DigiTimes via 9to5Mac
Photo:Apple
(lexi)
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- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania