TechCrunchではもはやおなじみの、たこ焼きロボットの「オクトシェフ」、ソフトクリームロボットの「レイタ」、コンビニエンスストア向けのホットスナック調理ロボットの「Hot Snack Robot」の改良版などの動きを実際に確かめられる。
同社は「調理をロボットで革新する」をミッションに掲げる2014年2月設立のスタートアップ。単純だが過酷な作業をロボットに任せることで、スタッフがクリエイティブな仕事に注力できるように、さまざまなロボットを開発している。ロボット自体は汎用のアームロボットを使うのが特徴で、AIや画像認識などによって飲食店内の各種作業に最適化した動きを実現する。
今回の目玉は、業務用厨房機器の総合メーカーのタニコーと共同開発した「どんぶり食洗ロボット」と、3月中旬にJR東小金井駅の駅そば店に導入される「そばロボット」。どんぶり食洗ロボットは、タニコーの既存の食洗機をベースにコネクテッドロボティクスが独自設計したカスタム品だ。
テクノロジー満載のどんぶり食洗ロボット
東小金井駅への実戦配備間近のそばロボット
このロボットでは1時間に40杯のそばを茹でられる。同社によると、そばロボット自体は1時間に80杯を作る能力があるとのこと。
また一度茹でられている冷凍そばや、事前に茹でたそばを茹で麺機で温めるだけの駅そば店であれば、茹で時間を短縮できるほか、ぬめり取りの工程を飛ばせるので短時間でさらに多くのそばを作れるそうだ。
そのほか、同社のブースでは従来に比べて安価なアームロボットを利用したビールサーバーロボも展示されている。