現代版 “三種の神器”ともいわれているロボット掃除機、洗濯乾燥機、食洗機。いまや共働きの家庭のみならず、ひとり暮らしのビジネスパーソンの忙しい毎日もサポートしてくれる、頼もしい存在になっています。
とはいえこれらのなかで、導入のハードルが明らかに高いのが食洗機。あれば便利なのはわかっていても、なにしろデカイ！ スペースに余裕のある独立型キッチンはさておき、1K〜2Kのコンパクトなキッチンでは食洗機を置いたらほかに何も置けないし、賃貸住まいの場合は転居のたびに付け替えるのも面倒…。
そんな悩みを解決するべく登場したのが、サンコーのタンク式食器洗浄機「ラクア」（2万9800円）。タンク搭載、水道工事不要で設置できる小型食洗機です。スペースの問題から導入をあきらめていた人も、これなら置けるかもしれませんよ！
「ラクア」は、場所を選ばずどこにでも設置できるタンク式の食器洗浄機。通常食洗機といえば、手近な水道から分岐してホースを繋いで設置しますが、この「ラクア」では1回分の洗浄に必要な水をセットできるタンクを内蔵。
同梱の給水用カップで水を注いだら、一般的な食洗機と同じく、食べ終えた器をセットして洗剤を入れたらボタンを押すだけ。使用後の汚れた水は排水ホースを使ってシンクに流してもいいし、バケツなど適当な容器でいったん受けてから処理してもOKです。
本体サイズはW410×H440×D410mmで、モノの出し入れは扉を開けてバスケットを転がして行う前開き方式。若干奥行はあるものの、給水元や排水先を考えなくてすむから、置き場所の選択肢が広がるのはかなりうれしいはず。例えばレンジ台などに載せて使うこともできそうですよね。
一度に洗える食器容量の目安は16点＋カトラリー類。イメージとしては2〜3人分程度といったところ、ひとり暮らしでの日常的な使用には十分なサイズ感です。また、サイズこそコンパクトですが、洗い方はなかなか本格的。50度以上の高温のお湯を上下から噴射する上下囲み洗いでしっかりと洗いあげます。
通常洗浄の他に、スピード洗浄や強力洗浄、エコ洗浄など5種類のモードを搭載。洗浄から乾燥までの所要時間は通常洗浄モードで約2時間強、スピードモードなら約1時間半で仕上げます。さらに水洗いのみ、乾燥のみといったモードも備えるので、「飲み物のグラスだけを軽く洗いたい」など目的に応じた使い方ができるのも便利。
使用する水量はわずか5リットルで手洗いの約1/10程度。時短とともに節水の効果も期待でき、設置工事いらずで使い始められるのも高ポイントです。
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（文／＆GP編集部）
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