Gmailの検索機能がアップデートされ、特定のメールを検索したときの結果をもっと容易に狭めることができる。これまでユーザーは、
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のように検索のフィルターを手書きで指定したり、ドロップダウンボックスを使って検索の細かい指定をしていた。でもこれらのやり方はわかりにくいし面倒なので、利用しないユーザーが多かった。今度のGmailのアップグレードでは、Googleが「search chips」と呼ぶ新しいフィルターが検索ボックスのすぐ下に出てワンクリックで簡単にアクセスできる。
フィルターは最初から、いろんな種類がある。それらにより、メールを差出人や添付の有無、時間などで絞り込むことができる。特定のタイプのメール、たとえばカレンダーのアップデートやチャットなどを排除することもできる。さらに添付ファイルのタイプを、テキスト、スプレッドシート、PDFなどと指定できる。
複数のフィルターを組み合わせて、検索をさらに絞り込むこともできる。例えば、同僚の名前、PDFの添付がある、先月の着信などを数クリックで指定できる。
Gmailの受信トレイからメールを探した人は誰もが感じたと思うが、その検索システムは改良が必要だった。Google自身もそのことを認め、Gmailの検索に関するユーザーからの苦情やリクエストを自らの発表に引用している。
検索フィルターは長年、Gmailのパワーユーザーだけが使っているハックだと思われていた。技術者しか使わないものだと。Gmailの今回のアップデートは、米国時間2月19日からG Suiteのユーザーに展開される。Googleによるとアップデートの完了に最大15日かかるそうだ。
新しい機能はまずG Suiteに導入にされることが多いが、Gmailの新しいフィルターはG Suiteへの展開が完了したら一般消費者向けのGmailにも導入する、とGoogleは言っている。その正確な日程は不明だが、そんなに遠い未来ではなさそうだ。
アップデート前
アップデート後
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(翻訳:iwatani、a.k.a. hiwa)