Microsoftは2月20日、iOS版アプリ「Microsoft Office」の正式版を公開しました。Word、Excel、PowerPointが1つのアプリに集約され、カメラで撮影した表をExcelに取り込むなどの機能も強化されています。
3つのアプリを1つに統合
「Microsoft Office」アプリは、2019年11月にプレビュー版がリリースされ、先着10,000名のユーザーが試用可能でした。
Word、Excel、PowerPointのファイル閲覧と編集が1つのアプリで可能になるため、個別にインストールするのに比べてストレージ容量が大幅に節約できます。
なお、Microsoftは先日、iOS版アプリWord、Excel、PowerPointについてデザインを刷新し、新機能を追加するアップデートを行っています。
紙の表をカメラで読み取ってExcelに
スマートフォンアプリならではの機能として、カメラで撮影した画像からExcelに表を出力したり、テキストを認識してコピーするといった操作もできます。
このほか、PDFファイルの作成に加えて、PDFに署名を追加することも可能です。
Microsoftは、今後タブレット版もリリース予定と発表しています。
アプリは無料で利用可能
「Microsoft Office」アプリは無料で利用でき、無料で作れるMicrosoftアカウントがあれば、ファイルをクラウドストレージに保存できます。
保存先のクラウドストレージは、MicrosoftのOneDriveだけでなく、「ファイル」アプリ経由でiCloud DriveやDropboxなどとも連携可能です。
Office 365のサブスクリプションを契約しているアカウントでログインすれば、プレミアム機能が利用できるようになります。
Source:App Store via MacRumors
(hato)
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- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania