キャンプなどのアウトドアシーンや災害時に活躍するポータブル電源。ですが、いくら大容量でも、大きすぎたり重すぎたりと持ち運びしにくいものだと、結局、物置の奥に仕舞いっぱなし…なんてことになりがちです。そこで、ちょうどいい容量とサイズ、重さのポータブル電源を見つけました。
サンワダイレクトのポータブル電源「700-BTL045」(3万4800円)は、コンパクトで7万6800mAh(3.7V換算)という大容量なうえ、4種類の出力に対応しているので、あらゆる機器を充電できます。
「700-BTL045」は、約W138×H115×D223mmという比較的コンパクトなサイズ感。重さは3.2kgで、上部の取っ手をつかんでラクラク持ち運べます。容量は、284Wh、7万6800mAh(3.7V換算)で、バッテリー容量約3000mAhのiPhone 11シリーズが25回ほどフル充電できる計算です。これなら、災害時に電力供給がストップしてしまったときなどにもかなり頼りになりそう。
出力ポートは、USB Type-Aポート×3、USB Type-Cポート、ACコンセント、シガーソケットの計6つ。USB Type-A はDC5V/6A(3ポート合計最大)の出力、USB Type-Cは急速充電規格のUSB Power Delivery(最大60W)に対応し、スマホやタブレット、ノートパソコン、デジカメ、ゲーム類などを複数台同時に充電可能です。
ACコンセントは、100V60Hzで、最大150W出力。ホットプレートやドライヤーなど消費電力が高いものはNGですが、ラジオやライト、ポータブル冷蔵庫、テレビ、モバイルプロジェクターなど消費電力150W以下の機器に給電できます。
12V/10Aのシガーソケットもついているので、車のエンジンをかけなくてもシガーソケット用の機器を使うことができるのもGOODです。ただし、シガーソケット使用中はAC出力およびUSB Type-C出力ポートは使用不可。USB Type-Aポート使用中のAC出力ポートや、USB Type-Cポート使用中のAC出力およびシガー出力も不可なのでその点はご注意を。
本体は、付属のACアダプタで約9時間でフル蓄電ができ、USB PD対応の充電器とケーブルを別途用意すればType-Cポートで約6時間で蓄電できます。表示パネルで蓄電状況がひと目でわかるのも便利です。
もちろんPSEマークつきで、電圧の変化がなだらかな「正弦波」に対応。さらに、日本メーカー製の電池保護ICを内蔵し、加熱保護機能やオーバーヒートを防ぐ冷却ファンも搭載し、安全性もバッチリです。
アウトドアや車中泊、有事の際などはもちろん、日常使いもできそうなポータブル電源、1台備えておけば “憂いなし”かもしれません。
>> サンワダイレクト
(文/&GP編集部)
- Original:https://www.goodspress.jp/news/280891/
- Source:&GP
- Author:&GP