Innoluxが、次期iPad Pro用にミニLEDディスプレイの受注を獲得したと報じられました。既に、サンプル製品による製品評価も済んでいるようです。
ミニLEDディスプレイ搭載製品に関する噂
MacRumorsは2020年2月24日の記事にて、InnoluxはAppleが発売を予定しているタブレット向けの、ミニLEDディスプレイの受注を獲得したと報じました。
ミニLEDディスプレイ搭載製品に関しては、TF International Securitiesのアナリストであるミンチー・クオ氏が、「Appleは2020年第3四半期(7月〜9月)に発売予定の次期12.9インチ iPad Proを含め、今後2、3年の間に、ミニLEDディスプレイを搭載した新製品を4種類から6種類発表する」という予測を明らかにしています。
同氏はこれらのミニLEDディスプレイについて、LG DisplayやGISがAppleに供給する可能性も指摘していました。
ミニLEDディスプレイを採用する理由とは
ミニLEDディスプレイは、バックライト用に配置されている多数のLEDを、映像の明暗に合わせた部分駆動(ローカルディミング)を行うことで、高いコントラスト比を実現します。
ミニLEDをディスプレイに採用することで、高いコントラストや輝度、より深い黒の表現を含む有機EL(OELD)ディスプレイと同等の長所を提供しつつ、薄型化・軽量化が実現するといわれています。次期iPad Proに関しては、カメラだけではなく、ディスプレイにも注目です。
Source:Economic Daily News via MacRumors
(FT729)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-275403/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania