・気象データから作られた和菓子
「サイバー和菓子」は、気象データをもとに独自アルゴリズムを開発し、3Dプリンターで成形した和菓子。
独自のアルゴリズムを活用して、風速・気圧・気温などのデータから和菓子の形や色をデザインし、3Dプリンタ(フードプリンタ)で出力されており、風速が強いほど和菓子表面の凹凸が細かく、気圧が高いほどサイズが高くなり、気温の高低で色が変化するという。
・クリエイティブ集団「OPEN MEALS」が企画
今回のサイバー和菓子の販売は、電通の社内プロジェクト「OPEN MEALS」が企画したもの。電通の他にも、武蔵エンジニアリング、京都造形芸術大学といった企業や団体が関わっており、3Dプリンタの開発や外装デザインを担当している。
「OPEN MEALS」は、過去にも「食」データ化転送計画「寿司テレポーテーション」や超未来型レストラン構想「寿司シンギュラリティ」といったプロジェクトを展開。今回のサイバー和菓子のプロジェクト以降も、3Dプリンタの成形技術を検証し、別のプロジェクトに応用する他、さまざまなパートナー企業と新しい技術を確立し、プロジェクトを推進することを発表している。
レストランでは「高気圧」と「低気圧」の2種類を販売。いずれも抹茶と最中付きで、価格は3000円(税別)。完全予約制で、電話予約が必要とのこと。
- Original:https://techable.jp/archives/118123
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:kawaguchiasuka