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3万円台でトリプルカメラ!モトローラ「moto g8 plus」のコスパがすごい!

モトローラ・モビリティ・ジャパンがAndroidスマートフォンの新モデル「moto g8 plus」を発表しました。トリプルカメラを搭載するミドルレンジモデルで、従来モデルと同様にSIMフリーで発売されます。発売予定日は3月16日で、価格は3万8800円(税込)です。

モトローラの「moto g」シリーズは、コストパフォーマンスの高さで人気があります。最新モデルのmoto g8 plusは、3万円台ながら性能にもこだわった3眼カメラを搭載し、限りなくハイエンドに近いモデルといえそうです。

▲カラバリは、ポイズンベリー(左)とコズミックブルー(右)の2色

■夜景もキレイに撮れるトリプルカメラを搭載

背面に搭載されたトリプルカメラは、4800万画素(メイン/F1.7)+1600万画素(動画用/広角117°)+500万画素(深度センサー)という構成。メインで使われる4800万画素カメラは、4つの画素を結合させて1つの画素として使う「クアッドピクセルテクノロジー」を搭載。これによって、暗い場所で撮影する際の感度が4倍に向上する「ナイトビジョン」でも撮影できるようになったとのこと。要するに、ハイエンドモデル並みの鮮明な夜景の撮影を楽しめそうです。

▲左から、1600万画素アクションカメラ、4800万画素メインカメラ、500万画素深度センサー、レーザーオートフォーカス、LEDフラッシュの順に並ぶ

▲撮影モードのメニュー。指定した個所の色だけを残して、背景をモノクロにできる「スポットカラー」、レトロ調で撮れる「Cinemagraph」など独自のモードも用意

▲左は「ナイトビジョン」をオフ、右はオンにして撮影した作例(提供:モトローラ)

1600万画素の広角カメラは、動きに強いアクションカメラです。モトローラ独自の技術でブレが少ない安定した画質の動画を撮影できることがセールスポイント。スマホを縦向きにしても、横長のワイドな動画が撮れるなど、使い勝手にも配慮されています。

▲縦向きで広角117°のアクションビデオを撮れる

フロントカメラはレンズF値が2.0で、センサーは2500万画素。暗い場所で撮影する際には、ディスプレイが発光して、フラッシュとして使えます。自撮りを楽しみたい人にも十分なスペックと言えるでしょう。

 

■2つの回線を使い分けられるDSDVに対応

ディスプレイは、視野角が広いIPS液晶を採用し、画面サイズは6.3インチ。解像度はフルHD+(2280×1080ドット)で、400ppiの高精細な画質が得られます。

▲6.3インチのフルHD+ディスプレイは、ノッチにインカメラを搭載。本体サイズは約158.4×75.8×8.27mmで、重さは約188g

CPUはSnapdragon 665(2.0GHz×4コア + 1.8GHz×4コア)、RAM(メモリ)は4GBなので、ミドルレンジの中ではちょっと上、というランクです。ROM(ストレージ)は64GBで、microSD(最大512GB)も装着できるので、写真や動画をたくさん撮る人でも安心。バッテリーも4000mAhと大容量。急速充電対応の充電器も同梱されています。

2枚のSIMを挿して2回線で待ち受けができるDSDV(デュアルSIMデュアルVoLTE)にも対応。日本国内の全キャリアおよび海外の主要キャリアのネットワークに対応しています。仕事用の回線とプライベート用の回線を使い分けられます。

モトローラのスマホは、基本的な操作性は純正のAndroidに近いのですが、ユーザーの使い勝手を向上させる「Motoアクション」という独自機能が搭載されています。例えば、スマホを持って手首を素早く2回ひねるだけでカメラを起動できたり、2回振ってライトを点灯させたり…。電話の着信時に、スマホを手にするだけで着信音が止まるなど、意識せずに恩恵を受けられる機能もあります。

▲OSはAndroid 9.0で、アップデート対応の予定あり。プリインストールアプリは少なめで、わかりやすい印象

▲背面パネルにあるモトローラのロゴに指紋センサーが搭載されている

最近のハイエンドスマホは5万円以上が当たり前で、10万円を超えるモデルも珍しくなくなってきました。スマホにどこまで求めるかによりますが、moto g8 plusは約4万円で、ハイエンドに近い満足感が得られるかもしれません。

>> モトローラ

 

(取材・文/村元正剛

むらもとまさかた/ITライター

iモードが始まった1999年からモバイル業界を取材し、さまざまな雑誌やWebメディアに記事を寄稿。2005年に編集プロダクション「ゴーズ」を設立。スマホ関連の書籍・ムックの編集にも携わっている。

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