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Appleのティム・クックCEO、ARを使った教育プログラムを米アラバマ州で発表


 
米アラバマ州バーミングハムを訪問したAppleのティム・クック最高経営責任者(CEO)は、現地の非営利組織と共同開発した、拡張現実(AR)を使用して公民権運動の歴史を学べる教育プログラムを発表しました。

公民権運動の歴史を学べるAR教育プログラム

1950年代から1960年代にかけて、アメリカの黒人(アフリカ系アメリカ人)が、公民権の適用と人種差別の解消を求めて行った大衆運動「公民権運動」において、アラバマ州のバーミングハムは中核的な役割を果たしたことで知られています。
 
マーティン・ルーサー・キング・ジュニアと南部キリスト教指導者会議(SCLC)が組織し展開した、公民権運動の中の戦略的運動のひとつであるバーミングハム運動は、アフリカ系アメリカ人に対する不平等に注目を集めました。
 
Appleは、現地の非営利組織EdFarmとタッグを組み、ARを使って公民権運動の歴史を学べる教育プログラムを開発しました。
 
クックCEOがプログラムを発表している様子を、Twitterユーザーのブランドン・ウィルソン氏(@BrandonDWilson)が共有しています。
 


 
なおEdFarmは、ARの公民権運動プログラム以外にも、プログラミング教育のためのAppleのEveryone Can CodeEveryone Can Createカリキュラムも使用しています。
 
クックCEOは、アメリカの人種差別の撤廃に大きく貢献したマーティン・ルーサー・キング・ジュニア牧師の功績を讃えるコメントを今年1月の「キング牧師記念日」に発表しています。
 
 
Source:AppleInsider
(lexi)

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