世間ではキャッシュレス化が定着しSuicaもクレジットカードもスマホで済んでしまっている昨今ですが、散財癖のある身としては完全キャッシュレス化はちょっと怖くて踏み切れていません。
そんな現金派にぴったりな、コンパクト過ぎない財布がありました。
パラコードでできた「ウォレットコード」や「視認性UPのオレンジ内装」「スキミング防止機能」「人気のX-Pac」など、見た目も機能性も盛りだくさんのモノグッズ「X-Pac × ユニフォームオレンジ・ポケット財布」(4700円)です。
■ディテールに使いやすさが光る
素材はここ数年人気が続く“X-Pac”。ヨットの帆から生まれたこの生地は、耐水性・耐久性に優れているだけでなく、レザーに比べて軽量な上、薄い素材なので財布自体もより薄く作れるメリットも。アウトドアから普段使いまで使いやすい機能とデザインは夏のコーデにも合わせやすい。
幅11.5cm、高さ9cm、厚さ1cmと最近のミニ財布に比べてちょっとだけ大きめなので、小銭のスペースがしっかりあるのはうれしいですね。
それに、アクセントカラーになっている内装のオレンジは、視認性もあげてくれるため小銭を見つけやすいのもありがたいんです。
他のミニウォレットとの一番の違いはスキミング防止“RFIDブロック”のシートが入っているところでしょう。海外旅行で日本よりも治安の悪いところに行った時でも安心な機能です。
スキミング防止の反対側にはSuicaを入れて使ってます。ストレスなく改札も通れますが、慣れるまではスキミング防止側でタッチしてしまって後ろの人に迷惑も…なんて事もあったので、改札を通る前にはご注意を! 逆に言えばそれくらいしっかり磁気を通さないって証明でもあります。
コードは71.5cm(金具含む)と長めに設定されているので、改札はもちろん、買い物などでもストレスなく使えるところが気にいってます。また、パラシュートにも使われる頑丈なパラコードなので、切れる心配がない点は大きい。
カジュアル感の強くなるミニバッグはナイロン系の財布だとちょっと子供っぽくなりがちですが、財布自体にしっかりとした硬さがあるので大人っぽく使えるのもこの財布の魅力です。
お尻に入れるとお札を踏んだり、腰のシルエットが崩れたりするため、最近はもっぱら財布はパンツの前ポケットに入れていました。ウォレットコードと合わせて使えば座った時に落として立ち去ってしまうこともないし、どこにしまったかも忘れることはないので、これは想像以上に便利で一番感動したポイントです。
またアウトドア素材を使ったミニ財布は、キャンプやフェスなどのレジャーシーンでは重宝するものの、普段使うにはちょっと幼すぎるかなという懸念もありました。でもこの財布はブラックなので、いろいろな服に合わせやすく、硬さのあるしっかりした作りなので普段使いでも幼さは全く気になりませんでした。
ポケットの少なくなる夏の服装を考えた時には、現金派だけでなくミニマリストにもおすすめな財布です。
>> monogoods「X-Pac x ユニフォームオレンジ・ポケット財布」
(取材・文/宇田川雄一)
- Original:https://www.goodspress.jp/reports/281768/
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