ラストワンマイルにおけるクリーンな輸送手段の開発が行われるなか、台湾に本拠を置く自転車メーカーTern社とドイツに本拠を置く自転車用貨物トレーラーメーカーCarla Cargo社が、都市流通の新しいカタチを提案するべく、パートナーシップを発表した。
・電動アシスト自転車と貨物トレーラーでクリーンな配送
GSD ebikeは、強力な加速と硬いフレームを備えた理想的な牽引車両。Carla Cargoトレーラーは、自転車に取り付けると最大150 kgの荷物を運搬でき、この2つを組合せることで、エミッションフリーの輸送手段を提供する。また、Carla CargoトレーラーはGSDから切り離すと、手作業モードで最大200 kgの荷物を運搬できる。
このコラボは、従来の運搬車よりも速く効率的で、費用対効果も高く、都心における輸送に最適。運転免許証や特別なトレーニングは不要で、取り扱いも簡単だ。駐車も簡単で、駐車料金やガソリン代も不要で、クリーンな輸送が実現できる。
・北米における環境に優しい輸送の拡大を目指す
欧州では、いくつかの企業がすでにGSDとCarla Cargoを組合せて配達事業を行っている。Carla Cargoのトレーラーはドイツで設計製造されており、その品質は顧客から好評を得ているとのこと。そして、ニューヨークでもCarla Cargoトレーラーを使った食品配達が始まっており、エコで迅速で費用対効果の高いパフォーマンスを展開している。
今回のコラボでStile Products社とCarla Cargo社は、北米における環境に優しい輸送の拡大を目指す意向だ。
- Original:https://techable.jp/archives/118481
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:クリューガー量子