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ソフトバンクをかたる偽装SMSに注意!157からの連絡でもよく確認を

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ソフトバンクは4日、同社やほかの企業名を送信元とかたって偽装したメッセージ(SMS)によるフィッシング詐欺の被害が発生しているとして、送信元が偽装されたSMSの特徴を挙げて注意喚起しています。

正規SMSと同スレッド内に表示される偽装SMS、見分ける方法は?

Appleを装った電話メールなど、企業や銀行、サービス名を装ってフィッシングサイトへ誘導する悪質メールは後を絶ちません。ソフトバンク関連では、同社の株販売を装った不審サイトやフィッシングメール、会員ページMy Softbankログイン画面に似せたフィッシングサイト、モバイル決済サービスPayPayをかたるフィッシングメールなどが確認されています。
 
ソフトバンクはこうしたフィッシング詐欺の被害に遭わないためにも、SMSを受信した際は、SMS本文にあるURLを開く、電話番号に発信する、SMSに返信するといった行動には細心の注意を払うよう呼びかけています。
 
送信元が偽装されたSMSの特徴として、チャット形式で受信した場合、同じスレッド内に偽装されたSMSが表示されます。正規のSMSと同じスレッド内に偽装SMSが表示されることに加え、送信元はソフトバンクを装い「SoffBank」「SotfBank」といった表示名になっていることで、受診時に正規のSMSと勘違いする可能性があります。
 

偽装SMS例:詐欺目的のフィッシングサイトに誘導するケース

 
本文に記載のURLをクリックさせる目的で、ソフトバンク公式サイトのURLに似せた「http://www.softbank●●●●.com」のような表記になっており、クリックするとフィッシングサイトへ誘導されます。携帯電話番号やパスワードを入力させたり、不審なアプリをインストールさせようとするようです。
 

 

偽装SMS例:詐欺目的の連絡先へ電話をかけさせようとするケース

 
本文に記載の電話番号は、ソフトバンクの正規の連絡先ではなく、詐欺目的で特定の電話番号に電話させるように誘導するケースです。「緊急」「重要」「本日中」といった危機感を煽る文章が用いられる場合もあります。
 

 

詐欺に遭わないためのソフトバンクユーザー向け迷惑SMS対策

「海外電話番号メールを拒否」を設定する

 
送信元が電話番号以外のSMSの多くは、海外事業者から送信された国際SMSが利用されています。ソフトバンクの会員ページMy Softbankから「海外電話番号メールの拒否」を設定すると、海外事業者から電話番号で送られてくるメール(国際SMS)を拒否できます。
 
注意点として、海外電話番号メールの拒否を設定した場合、他のサービスにログイン時に使用する2段階認証のコード(ワンタイムパスワード、SMS認証など)が受信できなくなる場合があります。
 

「迷惑電話ブロック」機能を利用する

 
振り込め詐欺やセールスなどの迷惑電話からの着信時に警告を表示したり、電話の相手が公共機関や企業の場合に相手先名称を自動で表示する「迷惑電話ブロック」機能も対策の一つです。
 
同機能では、架空請求詐欺などのSMSによる迷惑メールを自動検知して迷惑メッセージフォルダに振り分けたり、警告表示で知らせてくれるため、安心してメール機能を利用できます。相手先名称を表示する機能はハローページの情報をもとにしており、迷惑電話の警告表示は警察より提供された迷惑電話番号などにより判断されています。
 
月額使用料は「iPhone基本パック」または「スマートフォン基本パック」加入者の場合は無料、未加入の場合は300円となります(パケット通信料がかかります)。フィーチャーフォン向けの「ケータイ基本パック for 4Gケータイ」加入者は月額使用料、通信料ともに無料で、未加入の場合も300円で利用できます。
 
 
Source:ソフトバンク [1], [2]
(asm)

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