GoProをもっと極めたいという一般ユーザーに向けた「GoPro Experience Snow Edition」が福島県のアルツ磐梯で行われました。
2泊3日の中で、GoPro公認ユーザー「GoProファミリー」の4名から写真の撮り方や加工、GoProらしい動画の構成などを学び、それをゲレンデで実践してみるというこのイベント。
GoProは買ったものの、あまり使いこなせていない私も参加してきました!
今回の参加者は、平日ということもあり、大学生が多め。彼らと一緒に過ごしながら、GoProの楽しさを学びました。
学ぶことがありすぎた2泊3日
参加したGoProファミリーは、@taiyomasuda、@kazukiyo0427、@yoshitech3 と@maikohaannカップルの3組。
前回の彼らのイベントの様子はこちら
GoProの撮り方
初日の夜に行われた、Taiyo君の講座では、写真・動画共にかなり具体的な内容となっていました。
はじめは、GoProで撮った写真の色加工について、アドビの写真加工ソフト「Lightroom」のどこをいじっているか、細かく説明。聞いている側も、話のメモ取りながら、自分のMacBookやスマホでLightroomをいじりながら聞いていて、参加者の本気度が伝わってきました!
ざまざまなポイントがあったのですが、一番実践しやすいのは、GoProの撮り方。
腕を上げて、おへそにカメラを向けると、自分と風景が1枚におさまるということ。
もう一つの大きなポイントは、背景になじむ服は着ないこと。雪山なら、背景が白いので、ウェアはなるべくカラフルなものを着る。海や山なら赤系を着るといった、言われてみれば当たり前だけど、それだけで撮れる写真や動画が全く別物になると学びました。
GoProの動画の構成
次にGoProの動画の話では、どのような構成になっているか分析したものを教えてくれました。
・どんな雰囲気のビデオが始まるのかを伝えるアクションイントロ
・登場人物の登場
・登場人物のアクション
・休息的なもの
・さらに激化するアクション
・クライマックス
・祝福
こちらは1分程度の短いバージョンの構成。その場では、さらに長いバージョンの構成も説明してくれました。2泊3日のイベント最終日には、参加者がここで学んだことを動画や写真にして提出し、誰の作品が一番いいかを競うというコンペもあり、私はこの話を聞きながら、明日どんな写真や動画を撮ろうかと想像して、1日目は終了。
2日目は、朝からゲレンデで「ここで撮ったらいい写真が撮れる」と言って、木が生い茂ってるほうに移動したり、滑りながら参加者がお互いにGoProで撮りあったりセルフィーしたり、GoProファミリーやスタッフの皆さんにも、撮ってもらったりと思い思いのものを撮影して、午前中は終了。
普通の仕事をしててもできる!
お昼は、MAIKOHAANとYOSHITECHカップルの講座。
二人は、平日は普通の会社員をしていて、週末や連休などを使って、旅行に行った時にGoProを使っています。編集なども平日は忙しいので、休日を使って行っているとのこと。
2020年1月末に行われた、受賞者全員で1億円を山分けする「GoPro Million Dollar チャレンジ」で唯一選ばれた日本人が、彼女であるMAIKOHAAN。
スノボやサーフィンなどのアクションが出来ない分、映像美やカップルらしい動画を撮ることに集中して撮影したという。彼女たちも、撮る前にGoProのアワードで選ばれるようなものは、どんなものかを分析。それを書き出してから、撮影に臨んだとのこと。
映像美のポイントは、朝日と夕陽の時間に撮ること!幻想的な画にもなるし、あとで1本の動画につなげてみると、統一性も出るんだそうです。
あと、女の子におすすめのアクセサリーはShorty。
自分も友達も映って、しかも軽いからずっと持ってても疲れない!ひとつのアクションで、いろんな角度で自撮りを撮ると、何をしているかが伝わるので、おすすめの動画の撮り方と話してくれました。
午後はまた各々滑ったり、早速編集する人もいたり。
GoProならではの良さ
夕食後、最後はKazukiyo君の講座。
GoProが他の一眼レフなどに比べて、何がいいかという話。
世界一周の経験がある彼が語る言葉には説得力があり、広角なので全体が撮れる・投げても、水中でも壊れない・盗まれるリスクも少ない・カメラが小さいからどんな人に向けても自然な表情が撮れる・手荷物を持っていけない場所にもポケットにGoProだけ入れておけば、どんなところでも撮れるということ。
実際にニューヨークのタイムズスクエアのカウントダウン時には、バッグの持ち込みが禁止されていたため、GoProが役立ったそう。
そしてGoProを使う意味は、人の心を動かすためで、人は見たことなものにワクワクする 、そんな人がまだ見たことない映像や写真が撮りやすいのがGoProです!とまとめてくれていました。
そしてそのまま、イベント参加者たちは編集タイムに突入!
GoProファミリーたちに質問したり、作ったものを見たりしてもらって、次の日の朝8時の提出まで、各々の作品を作ります。
3日目、朝滑りたい人は滑って、11時に全員でまた集合し、今回の「GoPro Experience Snow Edition」での一番良かった写真と動画を撮った人を発表!深夜まで編集し続けた人も数名いたみたいです。このイベントに参加したからには、何かをものにしようという意気込みが感じられました。
最後に、今回のイベントで撮影した参加者の動画を見たGoProスタッフからこんな言葉がありました。
「自分を写しているし、自分で編集するから、アクションのあとの1、2秒くらいを残しちゃいます。でもそれを人がみた時にどう思うか?他の人は、それに飽きちゃいます。残したいと思っても、思い切ってカットしてアクションだけでつないでいくとテンポがよくて見やすくなります。」
その言葉にハッとさせられました!今の世の中、動画や写真は人に見せるために残します。SNSに載せた時に、メディアとして発信した時に、見た人がどう思うか、それを今一度考えるいいきっかけになりました。
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他にも、そこまで教えてくれて大丈夫?ってくらい色んな撮影や編集方法も教わりました。
前回も取材したときに思ったけど、GoProファミリーを見ていて思うのはやはり、続けることが一番大切だなということです。
撮り続けて、編集して、発信して、その繰り返しですね。
もう一つは分析すること。
どんなものが選ばれるのか、自分たちはどんなことを見せたいのか、人にどう思って欲しいのか、それを考えたり、話たりすることで見えてくるものがあると思いました。
もっとGoPro使って、いつか私もGoProファミリーになりたいな!
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- Source:bouncy / バウンシー
- Author:Marina Maekawa