Appleは、アプリ開発者向けの「App Store Reviewガイドライン」を更新しました。
今回、カスタマーレビュー、スパム、Sign in with Apple、プッシュ通知、モバイルデバイス管理に関するガイドラインを変更しています。
iOS13及びiPadOS13 SDKが必須化
今回更新されたガイドラインには、iOS13の新機能、プッシュ通知、ハードウェアサポートアプリ、モバイルデバイス管理の新しいルールも追加されています。
Appleは、現在、開発者にiOS13及びiPadOS13 SDKに切り替えることを義務付けています。これにより、アプリ開発者は、ARKit3、Core ML3、ダークモードをサポートできるようになります。
現在、iOS13は、過去4年間に導入されたデバイスの77%で使用されています。
ダークモードは、システム全体にシームレス統合され、Sign in with Apple、ARKit、Core ML3、Siriの進化により、ユーザーに優れたエクスペリエンスを提供します。
2020年4月30日以降、Apple Storeの全iPhoneアプリはiOS13 SDK以降で構築する必要があります。
飽和状態のカテゴリのアプリを削除
Appleは、ガイドラインを更新し特定のカテゴリに属するアプリを削除する予定です。
App Storeで既に飽和状態のカテゴリである占い、デート、げっぷ、懐中電灯、おなら、カーマ・スートラについては高品質でなければ削除すると言う文言を追加しています。
さらに、App Storeでスパム行為をするとDeveloper Programから除名される可能性があると警告しています。
開発者からは、Sign in with Appleの導入の義務化は、反競争的行為ではないかとの批判の声も上がっています。
更新されたガイドラインでは、Facebook、Google、Twitter、LinkedInなどのサードパーティーのログインシステムを利用しているアプリは、Sign in with Appleをオプションとして提供することが求められています。
Source:iPhone Hacks
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- Original:https://iphone-mania.jp/news-276904/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania