ライゾマティクスは4月に、中高生を含む若手クリエイターと共同制作する展覧会を開催することを発表した。
・アーティストの発掘を続けてきたライゾマ
4月に開催される展覧会「ENDLESS IMAGINARY」は、次世代に開かれた創出の環境を提案するため、公募で選ばれた中学生以上25歳以下の若手クリエーターらとライゾマティクスが共同制作を行う展覧会だ。
ライゾマティクスはこれまでも、次世代の若手クリエイターへの支援やエデュケーションプログラムを積極的に行ない、集中ワークショップや公開ディスカッションなどを通して、利益を越えた人材育成や環境づくりに取り組んできた。
そんな中、今後、輩出されていく新たな世代の人材や才能が十分に活躍できる本格的な作品公開環境の創生は急務となっていることを感じていたという。同展覧会の開催は、中・高・大学生も含めた若い世代にも公開機会の裾野を拡げ、彼らの自主的なコミュニティ形成に繋がる環境を提案することを目的としている。
・若い世代へ作品公開の機会を
「ENDLESS IMAGINARY」では、ライゾマティクスが主体となり、超大型3画面構成による新作オーディオビジュアル作品を発表するほか、これからの時代を牽引する中・高・大学生を含めた若手クリエイターの作品を、本格的なインスタレーション展示として紹介する予定。縦6メートル横11メートルのプロジェクターを壁面に1枚、床面に2枚設置し、鑑賞者が映像の上に乗るなどして楽しめるとのこと。
開催日時は4月2~5日、開催場所はパナソニックセンター東京(東京・江東)。会期中は、様々なイベントを企画する予定で、随時ウェブサイトで発表される。
常に進化し続けるライゾマと今後の活動を期待される若手クリエイターらがどのような化学反応を見せるか、非常に興味深い展覧会になることは間違いないだろう。
- Original:https://techable.jp/archives/118856
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:kawaguchiasuka