オリンピック種目に新たに加わり注目を浴びているスケートボード。しかし、持ち運びが難しいのが難点です。自転車に比べれば小さいサイズですが、荷物としてはそれなりに大きく、リュックやバッグにも入りません。裸のまま手で持つか、あるいは専用ケースに入れて運搬するという手段もありますが、それだと移動中にウィール(車輪)が他人に当たる危険性もあります。
そこで、注目なのが折り畳み式スケートボード「BoardUp」(2万4360円〜 3月10日現在)です。手を使わずにワンアクションで折り畳めるため、簡単に持ち運びでき、気楽にスケートボードが楽しめます。
折り畳み方はとても簡単。デッキ先端のシルバー部分を軽くつま先で踏むだけで手を使わずに折り畳めます。ヒンジ部分にはハンドルが付いているため、そのまま持ち運ぶことも可能。ゴム製のパッドが付いており、指を挟む心配もない、安全設計となっています。重量もわずか3.9kgです。
デッキの長さは83.8cmでロングボードとほぼ同じですが、折り畳めば43.2cmに。リュックやバッグに収納できるので、バスや電車の移動時など他の乗客に迷惑をかけることもありません。ウィールが内側に収納されるため、バッグ内の他の荷物を汚す心配もなさそうです。また、バッグに収納できるため、通常のロングボードと異なり、機内持ち込みも可能。預け荷物にして、到着後に他の荷物とぶつかって壊れてしまうリスクを避けられます。
スケートボードを移動手段にする際に困るのが、移動先でのボードの置き場所です。ロングボードを持ったままでは飲食店に入りにくく、仮に入っても他の客から迷惑がられてしまいます。しかし、「BoardUp」なら飲食店の椅子の下などに置けば他の客の邪魔になりません。また、オフィスや学校のロッカー、家のクローゼットなどにも収納しやすいのもうれしいところです。
折り畳みで気になるのが接合部分の耐久性ですが、アルミ合金を採用しており、激しいトリックも心配無用。デッキもカナダメープルとガラス繊維で構成されており、耐荷重量は140kgを誇ります。しかも、使用中は接合部分のヒンジがロックされるため、テールマニュアルなどで滑っても途中で折れる心配もありません。
さらに、オーリーやキックフリップなど激しい連続トリックに耐えられるように、弾力性があり衝撃を吸収するウィールや、耐久性に優れたABEC-9ベアリングを採用。一般のロングボードと遜色ない快適なスケートボーディングを楽しめます。特許製品ではあるものの、トラックやウィール、ベアリングなどの消耗部品は既製品で交換可能なため、末永く愛用できます。
3月10日現在、クラウドファンディングサイト・Makuakeで3月30日18時まで支援受付中。配送は7月を予定しています。
前から興味はあったけどスケボーを始めるタイミングを逃したままだった人や、運動不足の人、スケボー通勤を試してみたい人など、折り畳めるスケボーで気楽に始めてみてはいかがでしょうか?
>> Makuake
(文/&GP編集部)
- Original:https://www.goodspress.jp/news/283547/
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