流出した「iOS14」のソースコードから、Appleが「Gobi」のコードネームを持つ拡張現実(AR)アプリを開発中であることが判明した、と米メディア9to5Macが報じています。
ARヘッドセットにも活用?
Appleが開発中の次期OS「iOS14」で動作するARアプリ「Gobi」は、iPhoneやiPadを持って周囲を見渡すと、画面に情報を重ねて表示できるARアプリとしての機能に加えて、かねてより噂のあるAppleのARヘッドセットの機能の一部を担うとみられます。
流出したiOS14のソースコードから、ARアプリはApple Storeやスターバックスの店舗で、iPhoneやiPadの画面に、商品の価格や機能比較などを表示するテストが行なわれているようだ、と9to5Macが指摘しています。
AR機能を起動させるのに「AirTag」を利用?
iPhoneやiPadは、トリガーと呼ばれる、QRコードのような目印を認識することでAR機能を起動させます。
トリガーには、iBeaconのほか、Appleが開発中と噂の「AirTag」が使われる可能性もあります。
9to5Macは、「AirTag」はiOSから一括セットアップが可能で、電池交換式になるようだ、とも伝えています。
開発者向けSDKやAPIも提供か
iOS14のARアプリ向けに、サードパーティの開発者が独自のトリガー認識方法を使えるよう、SDKやAPIが提供されると推測されます。
ARアプリ向けのAPIが、自由に使えるよう公開されるのか、CarPlay APIのように、一部のパートナーに限定して提供されるのかは不明です。
Source:9to5Mac
Photo:Apple
(hato)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-277968/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania