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シザー式キーボード搭載のMacBook ProとMacBook Airが6月までに発売か

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今年の6月までにMacBook ProMacBook Airがアップデートされ、全MacBookモデルがバタフライキーボードからシザー式へとシフトする、とAppleサプライチェーンに独自の情報筋を持つ著名アナリストのミンチー・クオ氏が予測しています。

経年使用で打ちづらくなるバタフライキーボード

Appleで最高デザイン責任者を務めたジョナサン・アイブ氏のデバイスの薄さとミニマリズムへのこだわりから生まれたともいわれるMacBookのバタフライキーボードですが、ゴミやホコリの侵入に弱く、使用するに従ってキーが打てなくなったり、キーを1回押すと2度入力されたりする問題が報告されています。
 
Appleも公式にキーボードに問題があると認めており、2018年から無償の修理プログラムを実施しています。

16インチMacBook Proでシザー式キーボードは採用済み

2018年発売のMac Book Proには、ゴミの侵入を防ぐための「薄い膜」が導入された第3世代バタフライキーボードが採用されましたが、分解レポートで知られるiFixitは完全な解決策になっていないと評しており、根本的なキーボードデザインの変更が求められていました。
 
今年2月には、2019年のアメリカのコメディ映画「ジョジョ・ラビット」でアカデミー脚色賞を受賞した映画監督のタイカ・ワイティティ氏が、「Appleはキーボードを直す必要がある」とインタビューで述べたことが話題になりましたが、昨年11月に発売された16インチMacBook Proにはシザー式キーボードが新たに採用されており、経年使用に従いタイピングに負荷がかかる問題はついに解決に至ったとされています。

WWDCで発表される可能性?

シザー式キーボード搭載のMacBook ProMacBook Airが6月までに発売される場合、Appleの世界開発者会議(WWDC)で発表される可能性が高そうですが、新型コロナウイルスの影響でテック企業の大型イベントの中止が続いているため、Appleのイベントが無事開催されるかどうかは今のところ判断しにくい状況です。
 
もしWWDCの開催が中止となった場合、Appleはどのような形で新製品を発表するのでしょうか。
 
Huaweiなどの中国ベンダーはオンライン上で新製品発表イベントを開催し、新フラッグシップ機の発表を行っています。
 
 
Source:9to5Mac
(lexi)

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